宮殿貸切のバースディ・パーティ

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日本に帰国して、早くも約3週間が経ってしまった。毎年この時期に戻ってくるのは確定申告があるからで、他にも帰国中にやらなきゃいけないことが山ほどあり、あっという間に日が過ぎてしまう。ミラノに滞在していた間のことは体調を崩していたためほとんど書けていなかったので、日本にいるうちにおいおい書いていこうと思う。

今日は、英国人の恋人に連れて行ってもらったヴェローナでのお話。彼が友人のバースディ・パーティに招かれ、私も連れて行ってもらったのだった。上の写真は、宿泊したホテル。「ロミオとジュリエット」の街ヴェローナのホテルは、クラシックとモダンが融合していて、とても素敵かつ快適だった。

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パーティは50歳の誕生日を迎えた国際弁護士の方ご本人の主催で、どうやら地元の名士らしい。なんと、宮殿を借り切ってのパーティで、なんと、数百人の来客を迎えていた。男性はブラック・タイ着用、女性もそれに準じたドレス・コードで、なんとも華やか。いくつもの豪奢な部屋のどこへ移動するのも自由で、食事は立食だが自分で料理を取りに行ってもいいし、会話を楽しんでいればボーイが勝手に配り歩いてもくれる。

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パーティ開始は夜の8時。欧州は何かと「ゆっくり」である(笑)。

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10時を回った頃だったか、広間へ誘導されて、そこではピアノ・コンサートや役者のトーク・ショー、オペラ作曲家による語りなど、欧州らしいイベントが用意されていた。また、この広間でも軽食やデザート、フルーツなどが用意されていた。誕生日パーティに一体どのぐらいの費用がかかっているのかと、ちょっと気になったりして(笑)。イベントのあとは、その広いスペースで踊りたい人は踊り、語り合いたい人は語り合うという自由な形式。私と彼は会場で知り合った英国人や、やはりイギリスから来ていた彼の友人カップルと喋ったりしていて、あっという間に真夜中に。厳粛なムードのある宮殿を後にしたのでした。

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              (宮殿の入り口から庭へ続く階段)



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# by yukaashiya | 2018-03-30 15:46 | 海外生活 | Comments(0)

ミラノおすすめのレストラン三選

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ここ数日、シベリアからの寒気によって雪が降りマイナス気温になっていたミラノ。ようやく3月らしさを取り戻してきたようで、明日は最高で10度ぐらいまで上がるらしい。

この写真はミラノの中心部ガッレリアにある本屋さん。一般的な本屋さんではないけれど、床までご覧あれ。入店するだけでも訪れてみる価値はあるでしょう。

そんなことを考えていてふと思いついたので、今日はミラノでオススメのレストランを3つご紹介しましょう。

中心部だとどうしても観光客向けのレストランが多くなるけど、
ガッレリアの中でも「Savini」はお値段もいいけどリゾットがとても美味しかった。
(Galleria Vittorio Emanuele II / 電話02-72-00.34.33)

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こちらはドゥオモなどから少し離れるけど、「赤と黒」で有名なスタンダールの名を冠したレストラン。近くに新聞社「コリエーレ・デラ・セラ」社があり、私の場合は大家さんが同社の編集者でこのレストランを知り、恋人と訪れてみた。

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こちらはなんと、トリュフをふんだんに使ったステーキ。とても美味しかった。彼とは2度も行って、2回目はサーモン料理を食べたけど、それも美味だった。「Antica Osteria Stendhal」の住所は Via Ancona, 1で、電話番号は02-65-72059。最寄りの地下鉄駅は「MOSCOVA」。店名は、イタリアでは「ステンダル」と発音した方が通じます。

もう1つはとても賑やかなお店で若者向けだけど、「オスカー」をご紹介します。ステンダールも予約した方がいいけど、こちらは予約絶対要。ここにはなんと・・・
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かのムッソリーニのラベルを貼ったワインが!! いまドイツでヒトラーのラベルを貼ったワインなんて絶対に売れないだろうけど、イタリアはこうしたことに寛容的なのか。ここには英国人の友人に連れて行ってもらったのだが、彼もとても驚いていた(笑)。

住所は Via Lazzaro Palazzi 4 で、電話は 02-2951-8806
最寄駅は、P.TA Venezia です。




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# by yukaashiya | 2018-03-06 06:32 | イタリア生活編 | Comments(0)

それはヘンだよ、ミラネーゼ&イタリアーノ

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     (ナポレオン・ボナパルトが王の時代に改修された「平和の門」)

先日書いたように、ミラネーゼはとてもオシャレだ。日本人にとってファッションといえばフランス・パリのイメージがあるが、パリの一般的な街中にはオシャレな人なんてほとんど歩いていなくて、ロンドンの方が今やファッションを牽引している。だけどミラネーゼはさらにその上をいっていて、世界で最もオシャレな人が多いと言っていいだろう。

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こんなものまでオシャレ・・・と感じたのは、このクリーム。薬局で買った「ワセリン」で、缶も可愛いし、ワセリンそのものはまるでソフトクリームのようにこんな風に入っているのである。

でもねえ、ヘンだと思うこともしばしばある。例えば靴の修理店で、ブーツのヒールの交換に1週間かかるという。「はああっ?」と、思わず日本語で呆れてしまったわ。それじゃあ困ると訴えると、「じゃあ、明日」と返って来た。そんなにすぐにできるんかい(笑)。もっともこれは、私が「ミラノの住人」ではないことに配慮してくれたのかもしれない。

開けて目が点になったのは、薬のパッケージ(視覚障害者のための点字が入っているのには、感心した)。
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病院から処方されて薬局で購入したこれは、抗生物質。タブレットは6個入り。だけどあれれ・・・きっと、10タブレット用のベースに6つだけ入れるための穴を開けて作ったのだろう。これにより、わざわざ9つ以下のタブレットを入れる場合も、その専用のベースを作る必要がなくなる。経費の削減というやつね、きっと。

だけど可笑しくてたまらなかった私は、ロンドンの友人が遊びに来てくれた時にわざわざこれを待ち合わせの場所へ持って行って見せた・・・が、英国人の彼にはこれの何が可笑しいのか、分からないようだった(笑)。


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# by yukaashiya | 2018-03-03 00:08 | イタリア生活編 | Comments(0)

ミラノで起きたスタインウエイ盗難事件

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(ミラノ大聖堂 / ドゥオモ)
ミラノに来たのは12月半ば。以降で、いまが最も寒い。シベリアからの寒波が到来し、今朝の気温はマイナス6度。それほどまでには下がらなかった昨日の朝でさえ、洗濯物を外に干したらほぼ凍りかけた(笑)。2月の終わりでこんなに寒いなんて・・・。

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(1月初め、英国の友人たちが遊びに来てくれた時の、デパートの屋上レストランから望んだドゥオモ・・・この時も寒くて、食事は屋内でしたっけ・笑)

それにしても、ミラノの人はオシャレだ。これまで52カ国、市や町の数で言うとその何倍も訪れて来たが、ミラノ人はすば抜けている。真っ赤なコートを着た男性や真っ赤なブーツがサマになっている女性なども入れば、何てことはないシャツとコートの組み合わせでさえとてもカッコ良く来こなしている。ストールの巻き方1つとっても個性的で、いちいち感心するぐらいだ。何しろ、おじさんおばさんたちもオシャレなんである。これはもう、幼い頃から培われたセンスなんだろうなあと思う。

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(今更だけど、クリスマス時期にガッレリアに飾られたツリーもとても素敵だった)

それに、ミラネーゼは基本的にとても親切だ。地図を広げて見ているだけで、「どこへ行きたいの」と尋ねてくれたことがとても多かった。英語を片言ながら話せる人も結構いて、日用品や食料品の買い物も、イタリア語が全くわからない私でも何とかなってきたぐらいである。

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           (ドルチェ&ガッバーナのショーウインドウ)

ただ、たまに「えっ」と思うようなことがある。その最たる出来事は救急病院であったことだがそれはまた別に書くことにして、最初にびっくりした音楽院での出来事を書くと・・・

定期的にピアノを弾きたい私は、ロンドンでもほぼ毎週、スタジオへ弾きに行っている。ミラノでもそういう場所を提供しているところはないかと大家に聞くと、音楽院に尋ねてみたらどうかと言われた。それで行くと、入り口にある守衛スタッフの受付に英語を話せるスタッフがいて、「ええ、我が校にはピアノを弾ける部屋があるし、ピアノは我が校の学生でなくとも、誰でも使えます。ただ、詳しいことは、オフィスで聞いて下さい」という。

私は、「在校生でなくても誰でも使える」ということを、3回繰り返して確認した。そのスタッフが笑ったぐらいに。

ただ、オフィスは曜日によって午前中だけ、あるいは午後の2、3時間しか開いていないらしく、その日はすでに閉まっていたので出直すことにした。

年が明けて再び尋ねて行くと、オフィスは正月休みだという。

それで次の週にあらためて訪ねて行くと、守衛スタッフが「在校生でないと使えない」と言い出した。わたしゃ年末に何度も確認したよ。それを言うと、「ここにはスタッフは2人しかいなくて、英語が話せるのは僕だけ。僕はそんなことは言っていない」と言う。何、その変わり身! 家から40分かけて歩いて来たってのに・・・。

それからネットで探し、見つけたのは日本人の女性が共同オーナーとして開いているスタジオ。何室も部屋があって、日本のYAMAHAやKAWAIのピアノも入っている。この方がとても親切でこの後、ピアノの部屋を貸して頂くだけでなく色々お世話になるのだが、それもまた別の機会に記すとして、音楽院での出来事を話した私に、彼女はとても興味深い話をしてくれた。

「あの音楽院で、最近ピアノが盗まれたらしいですよ。修理に来たと言う人たちを通し、その人たちは修理に出すと言ってピアノを運び出して行った・・・そのピアノは2度と戻らなかった。スタインウエイです」

きっと、おそらく、その事件は年末か年始に起きたんだろうなあ・・・。




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# by yukaashiya | 2018-03-01 06:25 | イタリア生活編 | Comments(0)

イタリア・ミラノでのアパート

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更新が遅れがちなこのブログ(笑)。1月初旬から体調を崩し、いまようやく回復しつつあるところだ。

ミラノには12月の半ばに来て、ドゥオモまでゆっくり歩いても30分かかるかかからないかぐらいの便利な地域、でも静かな居住エリアに暮らしている。借りているのはスタジオと呼ばれる、日本で言うところのワンルーム。ただし広く、40㎡以上はあると思われる。

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部屋に入ってすぐがリビング・エリアで、右手にキッチン&ダイニング・エリアがある。リビング・エリアにあるシェルフが「壁」の役割を果たしていて、その向こう側がベッド&クローゼットのエリアになっている。

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ベッドの大きさはキングサイズで、ベッド・ヘッドの向こう側に壁一面のクローゼット・エリアがある(扉はない)。隣に暮らしている大家さん夫妻のインテリアもとても素敵なのだが、この部屋もオブジェや照明などに凝っていて、だからとても心地よく暮らせている。

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キッチン・エリア。洗濯機や冷蔵庫など、「生活」を感じさせるものは、扉の内側にある。わたし自身、芦屋にマンションを買ってリフォームした時はやはり生活臭を出したくなくて全てそうしたので、生活スタイルの好みが大家さんと同じだからなお快適に感じるのかもしれない。

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バスルームも快適な広さがあり、使ったことはないけどビデもある。

最も驚いたのは、目に見えるところに暖房製品がないのに、部屋がとても温かいことである。建物そのものを温める仕組みになっているそうだ。だから暖房製品が要らない。どんなに温かいかというと、寝る時、羽毛布団があるとはいえ半袖 Tシャツで十分なほどなのだ。冷え込んだ日は長袖Tシャツを重ねて着ることもあるけれど、決まって真夜中に大汗をかいて目が覚めてしまう。

リフォームされてモダンになっているこの部屋だけど、建物そのものはけっこう歴史を刻んでいそうだ。天井の高さからもそれが窺えるが、エレベータが旧式の自分で扉を開け閉めするタイプであることからもそれを知ることができる。扉は二重になっていて、外側の扉を開けるとその内側は観音開きの扉になっていて、それらを閉めないとエレベータは動かないし、お目当の階に着かないとやはり扉は開かない。とても安全性の重視された作りになっているのだ。昔の人はすごいね。

それにしても・・・イタリアのゴミ捨てはけっこう面倒。「一般ゴミ」「プラスチック」「紙類」「ビン」「野菜クズなどオーガニック」と、5種類に分けなくちゃいけないのだあああ・・・。しかも! ゴミを捨てに行くためのエレベータがわざわざ別にあるのもメンドーだ(笑)。

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建物の入り口。年末年始はクリスマス・ツリーも飾られていた。


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# by yukaashiya | 2018-02-04 05:56 | イタリア生活編 | Comments(0)