人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ

今年はすでにロンドンでの6ヶ月の暮らしを終え、先週末よりポーランド第二の都市クラクフに滞在している。ブログの更新がことごとく遅れているが、まあ焦らずしていくことにする(笑)。

ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_22573105.jpg
2月に行ったミャンマーの、目的の一つは「ゴールデン・ロック」を観ることだった。それをこの旅のハイライトに持って来た。インレー湖からは再び長距離バスを使って、チャイティーヨー方向へ移動。その特に見かけたバスに、上の写真のものがあって、思わずパチリ。ニッポン、チャチャチャ。

ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_23012642.jpg
約10時間(ぐらいだったと思う)、夜行バスに揺られてキンプンという町に到着。助かったのは、私の宿泊先が、バスが当地のバス・ターミナルへ到着する前の道路沿いにあったため、ホテルの前で降ろしてもらえたこと。ドライバーに尋ねておいて良かった(笑)。
ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_23065944.jpg
ホテルのレセプションの建物はすごく雰囲気があって良かったし、部屋はそれぞれバンガロー式なので、かなり期待。だけど部屋は薄暗いしインテリアもイマイチで、がっかり(なので写真は掲載しない・笑)。それでもスタッフの可愛い笑顔に、長旅の疲れは癒された。

しばらく休んだ後、翌々日に首都ヤンゴンへ戻るためのバスチケットを買いに、徒歩10分ほどのバス・ターミナルまで歩いて行くことにする。そこでのもう一つの目的は、翌日ゴールデン・ロックへ向かう乗り合いトラック乗り場も見ておきたかったからだった。炎天下の中、歩くのは辛いなあと思いつつも部屋を出る。ラッキーなことに、ホテルの門でたまたま出くわしたホテルの出入り業者のお兄ちゃんにバス・ターミナルまでの方角を聞くと、乗っていた単車の後部座席に乗せて行ってくれた。ラクチン、ラクチン。

ところが翌日、ゴールデン・ロックへ向かうための乗り合いトラック(それしか方法がない)に乗るまでが大変だった。

その乗り合いトラックは・・・
ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_23350317.jpg
こんな感じで、荷台に木製のベンチをずらりと並べ、そこにぎゅうぎゅう詰めで座らされる。1時間ぐらいかかると聞いていたので、そんな座席に座ったんじゃ、私の弱っちい腰は絶対に保たない。それで、運転手横の一般的な座席のチケットを売ってもらおうと尋ねると、ただでさえ値段は上がるのに、そこには5人が座れるから5人分の料金を払えという。あるいは、他に4人を探して来いという。アホなこと言うな。散々押し問答した挙句、意地になって、荷台のベンチに座った。

ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_23445339.jpg
ところが、荷台のベンチ席が満杯になっても、待てど暮らせど一向に出発しない。聞くと、運転手横の座席が埋まっていないからだという。どこまで欲張りなんだ。私の隣に座っていた家族連れのミャンマー人(男性、妻、母親、娘と息子)も怒っていて、それならばと私が多めに払うので私たちでその座席を買いませんかと、そのミャンマー人男性に尋ねて見た。彼はOKし、私たちは一般的な座席に移動。出発したのは、このトラックに最初に乗ってから1時間もしてからだった。

そうしてやっと・・・本当にやっと到着したゴールデン・ロック。エントランスから坂道を10分ほど歩かなければならない。外国人は、入場料を払わなければならない。だがゴールデン・ロックのところに着くと・・・なんと・・・なんと・・・なんと・・・

ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_23512420.jpg
改修中・・・。

代わりに、別の場所に小さな「複製」があった。
ゴールデン・ロックを観に、チャイティーヨーへ_a0262689_23584617.jpg
これが複製か? 全然ちゃうやん。
ゴールデン・ロック(←の本物写真を見たい人はクリック)

どれほどがっかりしたか・・・。

坂道を引き返して行くと白人旅行者カップルに出会ったのでゴールデン・ロックは見られないよと告げると、彼らもがっかり。私たちは入場券売り場へ戻り、せめて事前に言えと、スタッフに文句を言った。するとそのスタッフは「チケットを売る時に言った」と言う。いいえ、絶対に言っていません。私もカップル(英語ネイティヴ)も口を揃えて抗議。するとスタッフは今度は「トリップ・アドバイザー」に改修中である旨をコメントとして掲載したという。アホなこと言うたらあかん。あのサイトは旅行者が書き込むものであって、もっと公的な場所で告知しろと注意した。

長距離バス、辺鄙な場所の快適ではないホテル、乗り合いトラック、そして坂道・・・その往復・・・全く無駄な時間と費用、そして多大な労力を使ったものだった。ぐちぐちぐち。

by yukaashiya | 2019-10-20 00:02 | 旅行編


<< 今年のロンドンでの家 インレー湖 >>