(過日見学に行ったジョージアン・タウン・ハウス「ハウス・オブ・セイント・バーナバス」内部/1862年から福祉のために
利用されているグレードIリステッド)
英国人の知り合いが増えていくと、学校や教科書では教わらないような表現を知ることが増えていく。
例えば鼻の横を人差し指でトントンと叩くと、「ナイショ」という意味になる。ただ、唇の前に人差し指を立てると、日本と同様「静かに」を意味するそうだ。
「起きて」と言う時「wake up」は当たり前だが、「wake up and smell the coffee」とも言うらしい。なかなか洒落てるじゃないですか。
「忘れ(て)た」という場合「I forgot」がふつうの表現であることは誰でも知っているだろうけれど、これを英国人は「It slipped my mind」と表現することがあるようだ。直訳すると「心を滑り(落ちて)行った」になるけど、うんなるほど、これも粋な表現だね。
だけど次のはイメージもできないと思うよ。
どこへ行くのか誰かに聞かれたけど行き先を言いたくない時、こう言うんだそうだ。
I'm going to see a man about a dog!
うーん、わからん(笑)。
じゃあ、日本で言うところの「二兎を追う者は一兎をも得ず」のようなイメージで「欲張っちゃダメ。全部を手にすることはできないのよ」と言う時、さて何と言うでしょう。
答えは・・・
You can't have your cake and eat it!
かっ・・・かわいいっ!