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ハリー王子は「スパイク」

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(母親のダイアナ元妃の葬式での写真。ハリーはまだ12歳だった)

今日はハリー王子の誕生日。彼のフルネームは「プリンス・ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド・オブ・ウェールズ」だが、「ハリー」の愛称で親しまれている。

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子供の頃からずいぶんな悪ガキで、この写真は待ち構えていたカメラマンに向ってしたハリー式“ロイヤル・ウエルカム”(笑)。この頃、父チャールズ王太子はハリーのことを「ほんっとに悪い子で・・・」とこぼしたことがあるそうだ(笑)。その後も何かとお騒がせなことをしてきたハリーも、もう31歳。戦地アフガニスタンへは2度も参戦し、現在は負傷兵の福祉活動にかなり積極的に取り組んでいる。間もなく始まるラグビー・ワールド・カップではサポート活動を行うらしい。

そんな彼のニックネームは「スパイク」。友人らだけでなく、ボディーガードでさえ彼を「スパイク」と呼んでいるらしい。

おそらくこれは「(小麦などの)穂(の色)」を指している。

彼は髪の色が父チャールズとも母ダイアナとも違い、そのため本当にチャールズ王太子の子かと秘かに疑われ続けている。そもそも生まれた時、チャールズ王太子が病院(パディントンのセント・メアリーズ病院のリンド・ウイング)の表に出て来て誕生したばかりのハリーについて報道人に口頭で紹介するにあたり、「目は薄い青色。髪の毛は、よく分からない色」と言ったことから始まっている。

そんな“いわくつきの”髪の色を揶揄したであろう言葉を近しい人々のあいだでニックネームにできるなんて、英国ってホント自由というか、心が広いというか・・・理解するには難しい(笑)。
by yukaashiya | 2015-09-16 05:51 | 英国生活編


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