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Happy New Year 2025

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紙の年賀状をやめて早くも13年が経った。今年は書き初めよろしく元日にこのカードを作製。スペルのミスは今日になって気がついた(笑)。文字が2重や3重に見えたりするバセドウ眼症はなかなかに手強い。今年は快方に向かいますように。
# by yukaashiya | 2025-01-12 21:47 | 帰国編

「マイナンバー」に感じる恐怖

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マイナンバーカードが偽造され、スマホが乗っ取られた議員の事件は記憶に新しい。
クレジット・カードやキャッシュレス・アプリなど
そこに入っている全ての情報が悪用される。

わたしが恐怖に感じるのは、「マイナンバー」そのものだ。
国民は、生まれた時点で割り当てられる。
政府は6ヶ月以上滞在の外国人にも取得を推奨しており、
あるニュースによるとすでに登録されている数は290万人という。

マイナンバーには、家族情報から利用している金融機関の口座番号まで
個人情報の全てが紐づけられている。
驚くことに、日本政府はこのマイナンバーをOECDに対し、
「社会保障と税番号制度に基づいて」割り当てていると通達している。

例えばアメリカには「納税者番号」がある。
日本にはない。国税局にも地域の税務署にも確認したところ、
各自治体が個人に割り当てているものはあるが、
それは(外国人も含めた)日本に暮らす者に対して国が発行した納税者番号ではない。
ところが政府は外国に対して、そのようなものだと発表しているわけである。

なぜ分かったかというと、
英国で持っている口座の銀行から、納税者番号を提出しろとしつこく言ってくるからだ。
実際、近年に外国で銀行口座を開設しようとしたらマイナンバーを要求されるらしい。
(わたしが開設した時は、日本にまだマイナンバーが存在していなかった)

外国に銀行口座を持っていないとしても、
国内でさえ簡単に個人情報を盗まれている現実が日本には多々あり、
他国に比べたら脆弱といえる日本のセキュリティ。
まして、紙の保険証やカード型免許証が本当に廃止されたら、
ふだん使いで持ち歩くことになるマイナンバーカード。
出した先で忘れてきたり盗まれたり可能性が高まり、それは同時に悪用されることに繋がる。

また、政府の持つデータがハッキングされたらどうなるか。
マイナンバーが外国で悪用されたら、お手上げなのではないのか。
たとえば盗み取られた口座情報から海外へ送金されてしまったらどうするのか。

考えるだけでも恐ろしい。



# by yukaashiya | 2024-06-05 14:35 | 帰国編

2024

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# by yukaashiya | 2024-01-10 18:28 | 帰国編

子供を1人にするのは虐待か

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     (毎週通ったリファレンス図書館は、かつてはアイザック・ニュートンが暮らしていた建物)

埼玉県で取り下げられた「子供だけでの留守番は虐待」条例、子供を預けられる施設が十分ではなく、収入が少なくて夫婦共働きでないと暮らしていけない世帯が多い日本では、あまりにもいきなりだったと思われるし、1人にすることがすなわち「虐待」に相当するという考えは極端である。

イギリスでは12歳以下の子供を1人にしてはいけないというのが通説でみんなそれに倣っているが、法律や条例ではない。ただし、それが危険に晒すことに繋がるのであれば、「犯罪」になる。なお、児童虐待防止協会は「乳児、幼児、幼い子供を1人にしてはいけない」とし、「12歳未満の子供は長時間放置できるほど成熟していることはほとんどない」ということと、「16歳未満の子を夜を跨いで1人にしてはいけない」と定めている。
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(コヴェント・ガーデンにあるポストに飾られた可愛い編み物。ボランティアの人々の手によって作られている。人の目がやたら厳しい日本だとこういう好意でさえも受け入れられないのではないかと思われる。)
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(ロンドンのあちこちに設置されている電気自動車のための充電装置。電気自動車の製造はいまや中国がトップで、それに遅れをとっている日本の自動車産業の未来は危うい)
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(イギリスの路上ゴミ箱には、たいてい灰皿/火を消すためのプレートがついている。外なのに禁煙なんて、日本だけではないだろうか)
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(日本人建築家がデザインした教育施設アガ・カーン・センター)
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(UCLにあるジャパン・ガーデン)

<2023年備忘録>
・図書館での日曜チェス・クラブ
・メイフェア図書館での「スタイル、教養、スキャンダル」と題した350年前のロンドンについてのトーク・ショー
・大英図書館での移民についての歴史についての講演とワークショップ
・1851年に行われた万国博覧会の展覧会
・マリルボンの音楽フェスティヴァル
・マーブル・アーチの歴史を辿るウォーキング・ツアー
・セント・マリルボン教区教会のウォーキング・ツアー
・ウエストミンスター・音楽図書館でのランチタイム・コンサート
・ウエストミンスター地区の映画館の歴史を辿るツアー
・UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)のウォーキング・ツアー(ジャパン・ガーデンがあるのには驚いた!)
・ウエストミンスター地区の黒人の歴史を辿るツアー
・ウエストミンスター寺院の庭に張ったテントでの語り部(下に写真有)
・LGBTの人々の歴史を辿るウォーキング・ツアー
・アガ・カーン・センターの見学
・ウエスト・エンドの作曲家たちの歴史を辿るウォーキング・ツアー
・カムデン・タウン・ポールの見学
・ヴィクトリア駅周辺の16世紀頃を辿るウォーキング・ツアー
・リスト研究所でのオペレッタ鑑賞
・ハンテリアン博物館でさまざまな生き物の標本を鑑賞
・ネルー・センター(インド)でのインド舞踊鑑賞
・Rクラブと各紳士クラブでのチェス・サークル活動
・Rクラブでのピアノ・コンサート
・Rクラブでのヴィヴァルデイ「四季」コンサート
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# by yukaashiya | 2023-10-14 15:50 | 英国生活編

サダヤッコがロンドンに!

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2日続けて、毎年秋に開催されている「オープン・ハウス・フェスティヴァル」に参加してきた。ロンドンの全ての地域で繰り広げられるイベントで、建築物を中心として歴史や芸術、文化などを学ぶことを目的に、ふだんは一般的開放されていない建物などに入場できたり、通常は有料なところへ無料で入場できたりする。現場でガイドや係員をしてくれる人々は、みんなボランティアだ。かようにイギリスは福祉精神も学びの精神も旺盛で、日本もこんなふうに国や国民が育っていれば日本も少しは違ったんじゃないかと思われる。

これは今日行ってきた1868年に建てられたセント・パンクラス駅で、いつ見ても惚れ惚れとする壮麗さ。現在はフランスなど大陸とを結ぶ国際列車の駅、ホテル、そしてアパートメントとして活用されている。
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1階部分は列車の発着エリア(改札やショップはベースメントにある)とシャンペン・バーなどがある。
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天井や柱にも残る芸術。
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ホテルのエリアから内部へ入ると、古式ゆかしき階段が見られる(関係者以外立ち入り禁止)。
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こちらは居住エリアのホール。1件(3ベッド・ルーム)あたり約18億円するらしい(!)。
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階段途中にある窓からは、ホテル内部のレストランも見える。駅構内を見渡せる窓もある。
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こちらは1876年に完成した時計台の内部で、この部屋にはグランド・ピアノまである。かつては居住者のためのコンサートなどがここで開かれていたという。
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別の階段(スタッフ専用)の窓から見たプラット・フォームで、15年ぐらい前に設置されて「The Meeting Place」のタイトルがつけられた恋人たちが抱き合う像が人目を引く。高さは約9mもある。

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もう一つ、昨日行ったのは「ランカスター・ハウス」で、紳士クラブが立ち並ぶパル・マル通りの突き当たりにある。バッキンガム宮殿にもほど近く、建設したのは時のヨーク公だった。また、ここは映画「英国王のスピーチ」や「ダウントン・アビー」、ネット・フリックスの「ザ・クラウン」などの舞台にもなった場所である。
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エリザベス2世女王が戴冠した時のパーティは、この部屋で行われたという。

また、ランカスターハウスにはさまざまな外国の要人も訪れてきたが、その中にはショパンもいたという。サザーランド公爵が所有者だった時代で、ショパンは公爵の子供たちにピアノを教えていたそうだ。
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ランカスター・ハウスは3代目の所有者リーヴァヒューム卿から国へ贈与され、現在ここは、外務・英連邦局のオフィスとして使われており、G7や国際フォーラムなど、さまざまな国際会議がここで行われている。
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執事などを呼ぶためのもの(電話がなかった時代のもの)。
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絢爛豪華な暖炉。
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ダイニング・ルーム。
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こちらは「イーグル・ルーム」。あちこちにイーグルが「いた」。
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ここにはなんと、かのジュゼッペ・ガリバルディも滞在していたことがあるそうだ(1864年)。これはその記念プレート。

約1時間にわたってのガイド・ツアーは、1階の広間に戻って解散。その途中、壁にあった一枚の絵に目が吸い寄せられた。トマス・エジソンなどの肖像画と共に架けられていたそれは、なんと・・・
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日本の女優サダヤッコ(川上貞奴)を描いた絵だったのだ。

# by yukaashiya | 2023-09-17 05:06 | 英国生活編