今年のロンドンでの家

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ロンドンで半年間を過ごすようになって、7年目。今年はひょんなことから、中心部から離れたリッチモンドという場所に暮らすことになった。これは家のガーデン。

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ガーデンを通って、自分の部屋に入る。これはリビング・エリア。大きなソファが2つある。

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それに繋がるキッチン&ダイニング・エリア。こちらの方が広い(笑)。イギリスを含め、欧州にはそんな家が結構ある。

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そしてベッドルーム。このほかに、バスルームと洗濯室がある。

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# by yukaashiya | 2018-06-13 20:38 | 英国生活編 | Comments(0)

ミラノで病気になった時のこと

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ほとんど更新できていなかった、今年に入ってからのブログ。先月初めにロンドンに戻って来たが、今ようやく重い腰を上げつつある(笑)。

ロンドンでの生活の話に戻る前に、今日はミラノで病気になった時のお話。

海外で病気になったらそれはそれは心細く、しかも、私はイタリア語がとんと分からない。その上、海外旅行保険にも入っていない。イタリアでの医療費がどのぐらいかかるかも分からず、病院へ行くのはとても躊躇らわれた。それでも症状が一向に良くならず、それで意を決して病院へ行くことにした。

そもそも1月、まず膀胱炎らしき症状が出て、日本から持って行っていた抗生物質を飲んだのだが、どうやらこれで完治していなかったようだ。この後インフルエンザ、一般の風邪にもなったのだが、とにかく尿が出なくなった。恥ずかしながら私はもともと頻尿の部類に入るのだが、それは尿の出ないことへの不安に拍車をかけた。水分を取っても出ない・・・となると、放っておくと腎臓に影響が出るに違いない。これはもう保険がないだの病院代がいくらかかるかなどと言ってられないのである。

今すぐ病院へ行こうと思い立ったのは、日曜日だった。休診日だと病院代はさらに高くかかるに違いないが、それでもそんなこと言っていられない。ミラノ中心部にある1つの公立病院へ向かった。ところが・・・回された救急の受付の女性に診察はいくらぐらいかかりそうかと聞いたら「知らないわよ! 私たち(イタリア人もしくはイタリア居住者)は無料だからね」とけんもほろろに言われ、イタリア人の女医に会うことができたので彼女にも聞いてみると「月曜になれば職員が来るから、明日出直していらっしゃい」と言われた・・・でも、その病院へはもう行く気が失せてしまった。家からちょっと遠かったせいもあるし、あの受付の女性にもう会いたくなかった。

それでその話を知り合った日本人女性に言うと、ある病院に午前中だけ顔を出している日本人女性がいてその人が適した科や医者を紹介してくれるらしいと教えてくれたので、その人に連絡を取ってみることにした。連絡を取ると・・・その人に紹介してもらうこと=自動的に通訳兼付き添いとしてついて来るらしくその費用がオンされるだけでなく、詳しく聞いてみるとその人が私を連れて行こうとした(別の病院の)医者は小児科が専門の上、基本的な検査だけをするという。尿を調べるのに小児科医で、基本的な検査だけで原因がわかるかどうか分からない訳で、なのにそれだけで数万円らしかったので、再び自力で病院へ行くことにした。私の彼が「イタリアの医者はとても洗練されているので、ほとんどの医者が英語を話せると思う」と言っていたからなおさらである。

次に選んだのは家から歩いて15分ほどの公立病院で、ああだけど、受付の女性は「ノーイングリッシュ!」と、私を手で追い払った。エントランスに何人もいた事務員らしき人たちも「ノーイングリッシュ!」と言って首を振る。それでも私は身振り手振りで困っていることを示してみた。すると事務員の1人が「救急の方へ行きなさい」というようなことをイタリア語で言った。それを何とか聞き取った私は、教えてもらった救急病棟へ向かった。

ああだけど、救急病棟にも英語を理解する人はいない。それでもここを逃したら、もう後はない。食い下がっていると、受付の1人の男性が、ちょうどそこへやってきた救急隊員に聞いてくれ、救急隊員の1人が英語が話せたのでやっと症状を告げることができ、その人が受付の人に翻訳してくれた。そして「じゃあまず尿検査をする」と言われたので、「ちなみに・・・料金はいくらぐらいですか」と聞いてみると、無料だという。無料ですよ、あなた!!

(またもや)ああだけど、尿を取ったはいいけれど、1時間、2時間、3時間・・・どれだけ待っても診察順位は回ってこない。救急病棟だから、救急で搬送されてきた患者が当然優先で、受付した時に7番目だった私の順番は、何と7時間待っても6番目に上がっただけだった。待っている人の中には10時間以上待っている人もいた。でもすごく寒い日で待合室は冷え、お腹もすき、このままここにいたら風邪など別の病気になると思い、星空の下、すごすごと家に戻った。

その翌日だった。たまたま大家さんがネット接続工事の業者を連れて私のフラットへ来たので、大家さんにいい病院を紹介してもらえないかと聞いてみた。

すると・・・通院しなきゃならなくなった場合の利便性なども含め総合的に考えて、私が前日に行った救急へもう一度行ってみなさいという。まず、いろんな科の良い医者が揃っていること、運が良ければもっと早くに診てもらえる可能性があること、私立と違って、困っている人をたとえ外国人で保険を持っていなくとも無料で診て検査もしてくれる。午前中の早い時刻に行き、お腹が空いた時のことを考えて食べ物と飲み物、そして膝掛けを持って行って来なさいと言われたのだ。

そして翌日、私はその通りにしてみた。その日、少なくとも私が待っている間、運ばれて来た救急患者は1人だけで、何と1時間も経たないうちに診察を受けることができた。医者は確かに英語を話せ、尿検査、問診、触診をした上で、血液検査もしましょうと提案してくれた。その結果が出るまでにはさらに2時間ほどを要したが、どうやら膀胱炎が治りきっていなかったようで抗生物質を処方してくれて、請求されたのはカルテ代の20ユーロ(約2600円)だけ。なんて親切なんでしょう。日本だと、きっとこうはいかない。イタリア人の福祉精神に、改めて感謝している。

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# by yukaashiya | 2018-06-04 05:47 | イタリア生活編 | Comments(0)

宮殿貸切のバースディ・パーティ

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日本に帰国して、早くも約3週間が経ってしまった。毎年この時期に戻ってくるのは確定申告があるからで、他にも帰国中にやらなきゃいけないことが山ほどあり、あっという間に日が過ぎてしまう。ミラノに滞在していた間のことは体調を崩していたためほとんど書けていなかったので、日本にいるうちにおいおい書いていこうと思う。

今日は、英国人の恋人に連れて行ってもらったヴェローナでのお話。彼が友人のバースディ・パーティに招かれ、私も連れて行ってもらったのだった。上の写真は、宿泊したホテル。「ロミオとジュリエット」の街ヴェローナのホテルは、クラシックとモダンが融合していて、とても素敵かつ快適だった。

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パーティは50歳の誕生日を迎えた国際弁護士の方ご本人の主催で、どうやら地元の名士らしい。なんと、宮殿を借り切ってのパーティで、なんと、数百人の来客を迎えていた。男性はブラック・タイ着用、女性もそれに準じたドレス・コードで、なんとも華やか。いくつもの豪奢な部屋のどこへ移動するのも自由で、食事は立食だが自分で料理を取りに行ってもいいし、会話を楽しんでいればボーイが勝手に配り歩いてもくれる。

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パーティ開始は夜の8時。欧州は何かと「ゆっくり」である(笑)。

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10時を回った頃だったか、広間へ誘導されて、そこではピアノ・コンサートや役者のトーク・ショー、オペラ作曲家による語りなど、欧州らしいイベントが用意されていた。また、この広間でも軽食やデザート、フルーツなどが用意されていた。誕生日パーティに一体どのぐらいの費用がかかっているのかと、ちょっと気になったりして(笑)。イベントのあとは、その広いスペースで踊りたい人は踊り、語り合いたい人は語り合うという自由な形式。私と彼は会場で知り合った英国人や、やはりイギリスから来ていた彼の友人カップルと喋ったりしていて、あっという間に真夜中に。厳粛なムードのある宮殿を後にしたのでした。

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              (宮殿の入り口から庭へ続く階段)



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# by yukaashiya | 2018-03-30 15:46 | 海外生活 | Comments(0)

ミラノおすすめのレストラン三選

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ここ数日、シベリアからの寒気によって雪が降りマイナス気温になっていたミラノ。ようやく3月らしさを取り戻してきたようで、明日は最高で10度ぐらいまで上がるらしい。

この写真はミラノの中心部ガッレリアにある本屋さん。一般的な本屋さんではないけれど、床までご覧あれ。入店するだけでも訪れてみる価値はあるでしょう。

そんなことを考えていてふと思いついたので、今日はミラノでオススメのレストランを3つご紹介しましょう。

中心部だとどうしても観光客向けのレストランが多くなるけど、
ガッレリアの中でも「Savini」はお値段もいいけどリゾットがとても美味しかった。
(Galleria Vittorio Emanuele II / 電話02-72-00.34.33)

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こちらはドゥオモなどから少し離れるけど、「赤と黒」で有名なスタンダールの名を冠したレストラン。近くに新聞社「コリエーレ・デラ・セラ」社があり、私の場合は大家さんが同社の編集者でこのレストランを知り、恋人と訪れてみた。

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こちらはなんと、トリュフをふんだんに使ったステーキ。とても美味しかった。彼とは2度も行って、2回目はサーモン料理を食べたけど、それも美味だった。「Antica Osteria Stendhal」の住所は Via Ancona, 1で、電話番号は02-65-72059。最寄りの地下鉄駅は「MOSCOVA」。店名は、イタリアでは「ステンダル」と発音した方が通じます。

もう1つはとても賑やかなお店で若者向けだけど、「オスカー」をご紹介します。ステンダールも予約した方がいいけど、こちらは予約絶対要。ここにはなんと・・・
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かのムッソリーニのラベルを貼ったワインが!! いまドイツでヒトラーのラベルを貼ったワインなんて絶対に売れないだろうけど、イタリアはこうしたことに寛容的なのか。ここには英国人の友人に連れて行ってもらったのだが、彼もとても驚いていた(笑)。

住所は Via Lazzaro Palazzi 4 で、電話は 02-2951-8806
最寄駅は、P.TA Venezia です。




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# by yukaashiya | 2018-03-06 06:32 | イタリア生活編 | Comments(0)

それはヘンだよ、ミラネーゼ&イタリアーノ

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     (ナポレオン・ボナパルトが王の時代に改修された「平和の門」)

先日書いたように、ミラネーゼはとてもオシャレだ。日本人にとってファッションといえばフランス・パリのイメージがあるが、パリの一般的な街中にはオシャレな人なんてほとんど歩いていなくて、ロンドンの方が今やファッションを牽引している。だけどミラネーゼはさらにその上をいっていて、世界で最もオシャレな人が多いと言っていいだろう。

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こんなものまでオシャレ・・・と感じたのは、このクリーム。薬局で買った「ワセリン」で、缶も可愛いし、ワセリンそのものはまるでソフトクリームのようにこんな風に入っているのである。

でもねえ、ヘンだと思うこともしばしばある。例えば靴の修理店で、ブーツのヒールの交換に1週間かかるという。「はああっ?」と、思わず日本語で呆れてしまったわ。それじゃあ困ると訴えると、「じゃあ、明日」と返って来た。そんなにすぐにできるんかい(笑)。もっともこれは、私が「ミラノの住人」ではないことに配慮してくれたのかもしれない。

開けて目が点になったのは、薬のパッケージ(視覚障害者のための点字が入っているのには、感心した)。
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病院から処方されて薬局で購入したこれは、抗生物質。タブレットは6個入り。だけどあれれ・・・きっと、10タブレット用のベースに6つだけ入れるための穴を開けて作ったのだろう。これにより、わざわざ9つ以下のタブレットを入れる場合も、その専用のベースを作る必要がなくなる。経費の削減というやつね、きっと。

だけど可笑しくてたまらなかった私は、ロンドンの友人が遊びに来てくれた時にわざわざこれを待ち合わせの場所へ持って行って見せた・・・が、英国人の彼にはこれの何が可笑しいのか、分からないようだった(笑)。


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# by yukaashiya | 2018-03-03 00:08 | イタリア生活編 | Comments(0)