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ボリビアからペルーへ

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(ボリビアとペルーの国境にあるトイレ: 日本語で「トイレ」の文字が!)

高山病の頭痛は薬が効いたのか、翌朝には少しマシになっていた。呼吸も深呼吸をゆっくり繰り返していれば、随分マシだ。ところがペルーのクスコへ向かうバスに乗るためバス会社へ赴いて、あまりの驚きに深呼吸していられなくなった。

バスが行き先を変更して、プーノの町に寄り、それからクスコへ向かうという。それだと遠回りになって2時間ぐらい余分な時間がかかるし、しかもプーノでバスを乗り換えなくちゃいけないという。この変更は、クスコ行きのバスに乗る乗客が、またもやバス会社が希望するほど集まらなかったからのようだった。いい加減にしろよと言いたいが、どうにもならない。クスコ行きのバスを予約していた他の外国人たちと「困ったもんだね」と目で会話をかわしながら、バスに乗り込んだ。

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これはボリビアとペルーの国境。事前にネットで「払う必要のない出国税を請求されることがある」と聞いていたので、身構えながら出国審査を受けた。ただ、バス会社の受付の人にそのことを尋ねると「そういう事務所もあるが、我々のバスが通る国境ではない」とも聞いていたので、少しは安心してもいた。実際には、私は請求されなかった。

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              (ペルーへ入ったところの国境)

ところが、同じバスに乗っていた韓国人女性が50ボリビア・ペソ(約800円)を請求されたという。よくよく話を聞いてみると、彼女はVISAを持っているが、イミグレーション・レシートを持っていなかった。このレシートは南米の各国に入国する際に概ね発行されるレシートで、入国した日付などが書かれている。出国する際に提出する必要があるし、宿泊先のホテルなどで提示を求められることもあるので、保持していなければならない。ペラペラのレシートなのでついうっかり失くしてしまう人も結構いるようだ。

彼女はビザを持っているのでそれが発行されたかされていないかは私には分からないが、いずれにせよ出国する際に必要なのに持っていなかったから出国税のような形で徴収されたのかもしれない。

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     (ペルーのクスコで泊まったホテル/エル・バルコン)

ペルーに入り、バスはプーノに到着。先に書いたように、元々はコパカバーナからクスコまで1本のバスで行けるはずが、バス会社の都合でプーノで乗り換えなければいけない。その上、旅行会社のカウンターに行って、チケットを改めて入手しろという。どこまでしんどい思いをさせるのか、チチカカ・バス。

ただ、予測だにしないラッキーが、私の元へ訪れる。

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     (クスコの「エル・バルコン」は南米旅行で最も良かったホテルの1つ)

プーノからクスコへのバス・チケットを入手して乗り込むと、席は2階建ての2階。私は腰が悪いので、長距離バスさえ躊躇するぐらいだから、2階席は絶対に購入しない。また、より良い席があれば、躊躇なくそちらを選ぶ。それが腰を守る唯一の手立てだからだ。

後になって考えると、おそらく私がもともと予約していたコパカバーナからクスコ行きの直行バスは1階建バスだったのだろうと思う。また、「カマ」と呼ばれる、飛行機のビジネスクラスのような座席は、そのバスにはなかったのだろうと思われる。ところがバス会社がバスを乗り換えさせてカマ・クラスのある2階建バスに我々を乗り換えさせたことで、私に勘違いを起こさせたのだろう。たくさんの旅程を組んでいると、どこからどこが飛行機移動かバス移動かさえ、作った旅程表を見なければ覚えていられなくなる。

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(「エル・バルコン」のレストラン)

私はバス会社に「座席」と「階」が違うと抗議した。でもバス会社も譲らず、ラチが開かない。下の階かつカマ・クラスに乗りたければ、8ドル払えという。8ドル? 約900円だ。話し合いを続けるのもしんどいので、8ドル払ってバスに乗り込んだ。

カマ席の周囲を見渡すと、ペルー人ばかり。これも後で感じたことだが、おそらくこの良い座席は通常は国民にだけ開放しているのではないだろうか。8ドル程度で座席がグレード・アップできるなら、基本的な収入がもっと上の外国人が1人もそれを予約していないことなんてありえないからだ。

これが大正解。プーノからクスコまで8.5時間も要したうえ、バスは何ヶ所かで行商人などを拾っていく。行商人の持ち入れる荷物の多さは半端ではなく、彼らがどんどん2階席に上がって行くので、おそらく2階席は満席以上の過密状態になったのではないかと思われる。バス会社のせいで余分な時間とバスの乗り換えをさせられたが、私個人にとってはいい結果へと向かったのだ。良い座席のおかげで、10時間かかったバスの旅で、腰は全く痛くならなくて済んだのだった。万事塞翁が馬、である。

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ただし、クスコでのホテルに頼んでいた迎えの車は、帰ってしまっていた。そりゃそうだな。だってクスコには2時間も遅れての到着だったんだもの。バスに乗っている段階で、諦めていた。

だが神は私を見捨てなかった。

クスコの長距離専用バスターミナルに着いて、さてどうやってホテルまで移動しようかと思案していた時、たまたまそばに立っていた男性に尋ねてみた。英語の堪能な人で、後で分かったのだが、別の旅行会社の人だった。彼は私の宿泊先に電話をかけてくれた上、(公認の)タクシーを見つけてUSドルで支払えるよう、交渉してくれたのだ(公認タクシーでないと、ぼったくられることがあるらしい)。南米の多くの場面ではUSドルが使えるが、本当ならクスコのタクシーはUSドルは受け付けていないようだった。だが彼のおかげで、両替をしなくちゃいけない手間さえ省けたのである(しかも、ホテルまでの約10分ぐらいの乗車でたったの5ドル!)。

到着したホテルは写真で見ていた以上によく、部屋は広くてベッドの寝心地も良かった。スタッフは親切だしとても臨機応変で、南米で泊まったたくさんのホテルの中で、最高に位置付けてもいいぐらい快適な滞在ができた。

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           (マチュピチュへ向かう、観光列車)

翌朝にはペルー鉄道の列車に乗ってマチュピチュへ向かい、マチュピチュで一泊するが、クスコへはまた戻ってきて(同じホテルで)もう1泊するので、余分な荷物はこのホテルで預かってもらい、1泊分の荷物だけ持って翌朝、マチュピチュへ向かった。列車に乗るにはクスコの町からタクシーで郊外にある駅まで行かなければならないが、25分ほどの乗車で15ドルですごく安かった。

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ただしマチュピチュまで行くこの鉄道は、すんごく高い。日本でいうなら新幹線での東京ー大阪間ぐらいするのである。地元の物価や公共交通機関の安さを考えたら、めちゃくちゃと言ってもいい値段だ(笑)。でも、すごく快適だった。自然を堪能しながら、ペルーの軽食と、帰りは乗務員によるペルーの踊りとファッション・ショー(もっともこれは乗客に商品を買って欲しいがためのショーだが・笑)もあり、退屈しない旅が楽しめた。

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マチュピチュに向かう途中、列車からはこんな奇岩や、崖の岩壁にあるホテルなども見ることができた。乗務員によると岩壁にあるホテルは岩壁を登ってしか行けないらしいが、それがホントかどうかは知らない。ホントだったら、フツーに無理、なところにその岸壁ホテルはある。

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クスコでいい宿にめぐり合い、快適な鉄道に乗って、宿や交通で問題ばかり起きている南米旅行だが、なんだか1つの厄払いが出来たような気になったものだ。マチュピチュでのホテルは、スタッフが駅まで迎えに来てくれると言っていた。

私はちゃんと、列車の到着時刻を知らせ、ホテルからはちゃんと返事をもらっていた。

ああだけど・・・スタッフは駅に来ていなかった。

来ると「信じていた」のでホテルの場所を地図で確認していなかった私。マチュピチュの町には山ほどホテルがあって、駅のインフォーメーション・スタッフや道ゆく人に次から次へと尋ねたが、誰も私の泊まるホテルを知らない。

やっと探しあててホテルに到着したのは、駅に着いてから2時間後。

レセプション・スタッフに、約束していたのになぜ迎えに来てくれなかったのか聞くと、こんな返事が笑顔と共に返って来た。

「今日はすごく忙しいので、担当者が忘れたのだと思います」

笑顔、するな。













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by yukaashiya | 2017-07-06 02:34 | 旅行編 | Comments(1)

高山病を発症

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ボリビアのウユニ塩湖を楽しんだ次は、マチュピチュ遺跡を目指してペルーへの移動だ。朝4時にベッドを出て用意し、ウユニの空港へ向かう。タクシーの運転手に「ここが空港?」「ホントに空港?」と何度も尋ねてしまったほど、いままで見た中で最も小さな空港だった。そして空港前には、こんなタクシーが停まっていた。TOYOTAの文字と、「信頼と安心の証」と日本語で書いてある。もしかすると、発展途上国ではよくある、他の国で使われた後の払い下げのものかもしれない。どっちにしてもびっくりして、思わずスマートフォンを向けた(笑)。

ウユニからは、まずは飛行機でボリビアの事実上の首都であるラ・パスの町へ飛ぶ。町が美しいと聞いていたけれど標高が3600mもあるので素通りし、バスでコパカバーナという町に行って一泊し、翌日にコパカバーナからペルーへ入り、クスコという町に滞在する予定だ。ウユニからクスコまでは飛行機の接続が良くなかったからで、バスを予約すると以上のような乗り換えが必要だったのだ(予約そのものは1本でできた)。

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(すり鉢状の地形に家々が建つラ・パスの町/空港からバスで下って行く道路より)

ただし、飛行機を降りてからバスへの乗り換えまでに4時間ちょっとの時間がある。発展途上国の飛行機は遅れることが多いのでそれを少し期待していたが、よりにもよって早く到着し、待ち時間が4時間半になってしまった(笑)。空港に荷物の預かり所でもあれば町へ下りられたがそれはなく、仕方なく空港でコーヒーを飲んだりして時間をつぶした。ラ・パス空港は世界で最も高い標高(約4000m)にあると聞いていたから少しでも「下」へ下りたかったのだが、コパカバーナまでのバスが出るターミナルはすごく人が多いので物盗りなどの危険があるから、時間を潰すなら空港の方がいいと聞いていたからだった。

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これは空港から乗ったコレクティーボ(乗合バス)から撮った写真だが、すり鉢状の町へ下りて行くためのロープウェイもあるようだった。車内では娘さんがアメリカで暮らしているというおじいさんと話が弾んだのだが、気になるのはバスの上に積まれたスポーツ・バッグ。積まれたというよりも、20cmほどの高さのバーが設置されているだけの屋根に、放り投げられたと言った方が正しい表現だ(笑)。

乗合バスはバンバン飛ばして走るし、道のところどころが悪くてバスはバウンドするわで、くくりつけているわけではない荷物が屋根から落ちるんではないかと、気が気じゃない。なくなったり壊れたりしたら困るものは車中に持ち込んだリュックに入れてあるが、洋服や化粧品などは全て屋根の上の荷物にあるから、できればなくなって欲しくないのである。それで、おじいさんと喋りながら後ろばかり見ていた(笑)。

乗合バスが到着するのは公共のバス停で、外国を含む各地へ向かう長距離のバス・ターミナルではない。合計15kgぐらいになるリュックと荷物を担いで、標高が高い中をひいこら言いながらテクテク歩いて行く。着いてみてびっくりしたが、それはそれは大きなターミナルで、旅行会社がひしめき合っている。自分がネットで予約した旅行会社を見つけるだけでも一苦労だった(余談だが、このバス・ターミナルではターミナル使用料2.5ボリビアーノを徴収される)。ただ、ウユニにも言えることだが、ボリビアはこのバス・ターミナルを含めて概して安全なところだったし、人々はとてもフレンドリーだったし(乗合バスを降りる時なんて乗客のみんなが手を振って見送ってくれた!)、旅行に関するシーンではホテルを含めて英語を話せる人がとても多くて助かった。

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私が予約したバスは、チチカカ(Titicaca)というバス会社。これが難儀な会社で、まずこの日、バスの出発を彼らは30分「遅れさせた」。乗客数が、彼らにとっては少なかったからのようだった。30分で何が変わると憤慨したが、あらら30分の間に10人ほども新たな乗客を彼らはゲットした。ターミナルに着いてから行き先や旅行会社を決めるバック・パッカーがかなりいるらしかった。

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バスに揺られて走ると、のちに巨大なチチカカ湖のそばを走るようになる。湖の一部分をボートに乗り換えて渡るのだが、乗ってきたバスも乗り物専用のボートで湖を渡る。

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(船着き場にある巨大な像)

船着き場に到着すると、バスに戻ってまた走る。こうしてボリビア国内のコパカバーナという町に着いたのは、約5時間後の18時半。バスを降ろされた旅行会社の前から、翌朝9時にペルーのクスコ行きのバスがでる。そのため宿泊先には、ほとんど歩かなくて済むホテルを選んだ。安宿しかなかったのでそれにしたが、日本円にして約2300円の宿は、安宿にしては高いほう(笑)。発展途上国には一泊500円とか800円の宿が山ほどあるのだ。でもそれだと衛生面が心配だし設備面においてもストレスを溜めたくないので敬遠したし、私が泊まった安宿は清潔でスタッフやベッドなども良かったのだが・・・

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(コパカバーナの安宿Oras Del Titicaca)

夜、シャワーを浴びている途中で水が止まり(30分後には直してもらえたけど・・・)、夜中に廊下と部屋の電気がショート(それと同時に部屋の電球も切れた)。やっぱヤメておけば良かった安宿。ただ、スタッフは本当にいい人ばかりで、ふつうに歩けばバス会社まで5分もかからない下り坂の坂道を、高山病の症状が悪化していた私のためにバス会社まで荷物を運んでくれた。

ウユニでの二泊目から、そもそもおかしかった。すごく疲れていてすごく眠いのに全く眠れなかったのだ。私は不眠症なのでそのせいかとばかり思っていたが、高山病と言われれば、確かにいつもの不眠の眠れなさとはちょっと違ったのだ。シャワーを浴びている時も、呼吸が辛かった。

そのあと飛行機に乗って標高4000mのラ・パス(空港)に着き、そこで何時間も過ごし、何時間もバスに揺られてコパカバーナに到着。ここもまた標高が高くて、標高は約3850m。バスを降りてから宿に着くまでの坂道の途中で息は切れるし頭痛が始まり、そのうち頭痛はガンガンするほどひどくなった。高山病用の薬を飲み、幸いにも食欲はあったのでレストランで食事を済ませてさっさと横になろうと思ったら、シャワーの問題が出たのだった。

だけど、チチカカ・バスの翌日の対応に比べたら、これらはなんてことないと思えるほどの事だった。そう、またもや「交通」でハプニングが起きたのである。




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by yukaashiya | 2017-07-04 07:52 | 旅行編 | Comments(0)

エンコでエンコ

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(日本の旗もありました)

ウユニ塩湖は、ウユニの街から車で1時間ぐらいのところにある。自力で行くのは無理で(多分)、ツアーに参加するしかない。と言っても、値段はすごく良心的で、たった30ドル(約3300円)だった。ガイド兼ドライバーによるツアーで、塩湖を歩くための長靴を無料で貸してくれるし、古い鉄道と線路が残っているエリアや博物館のあるエリアへ立ち寄ったり、ランチもついており、朝10時出発で塩湖で日没まで観賞してから戻ってくるというもの。

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参加したのは、HODAKAという、いかにも日本的な名称のツアー会社のツアー(オーナーも日本人らしい)。外国でのツアーの関係者に日本人が絡んでいると、価格はふつう3倍から5倍ぐらいに跳ね上がる。だけどここは良心的なオーナーらしく、他の現地ツアーと変わらない値段。その上、ウユニへ飛行機で到着したんだったら空港まで迎えにきてくれるらしいし、ツアー中は余分な荷物を事務所で預かってくれるという、至れり尽くせりの会社だった。

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(塩湖の塩で作られた像)

ドライバー兼ガイドのボリビア人男性も運転は安全で良い人だったしサービス精神旺盛な人で、私たちグループ(日本人5人、韓国人1人)はツアー中、どれだけ楽しませてもらったかしれない。

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(「湖」だけに、水が湧いている!)

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見渡す限りの真っ白な塩湖(男性は、ツアーで一緒になった日本人)。

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塩湖の乾いている部分はこんな風に風紋ができている。

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塩湖のど真ん中にあるレストラン。壁も椅子もテーブルも、全て塩湖の塩でできているらしい。ここには「塩ホテル」もある。日の出や日の入りを見たい人は宿泊するのもいいだろうけど、「塩ホテル」に泊まりたいだけなら私が街中で泊まったホテル(Hotel de Sal Casa Andina)の方が断然オススメ。

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(塩湖には、岩山にサボテンが群生しているエリアがある)

日系ツアー会社を選んだのには、もう1つ理由がある。「鏡面現象」を見たかったからだ。水が浮かんだ塩湖エリアに立ち水面に映る自分を写真に撮ると、まるで自分が水面に立っているように見える現象だ。外国人はそれにはあまり興味を示さないようで、だけど日本人はそれが好きだから、日系ツアーの方がその目的を果たせるというわけ。

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ああだけど、この日は結構な風が吹いていたんであります。

これは日が落ちる時の写真だが、こんな風に風が波を立たせていると鏡面現象を撮るのは無理なのであります。

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ドライバー兼ガイドはがっかりした私達の気持ちを慮ってか、楽しい写真をたくさん撮ってくれた。遠近法を利用しての撮影で、右から2番目が私。

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これはこれで楽しかったけど、塩で固まった湖の上に寝そべっているのは体が痛かった(笑)。

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この日、2人きりでツアーをチャーターしていたカップル。日の入りを待っている間、すぐ近くで男性が彼女にプロポーズ!

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良い返事をもらえたようで、2人が抱き合った!

私たちは窓を開けて「コングラッチュレーションズ!」と口々に叫び、静かに抱き合っていた2人の邪魔をした。きっと(笑)。

なんやかんやで楽しい1日を過ごした私たちだったが、このあとまたもや「交通」ハプニング。日の入りを鑑賞してあたりがすっかり暗くなった頃、さあ帰ろうかとドライバーがエンジンをかけるもかからない。何度も試すが、かからない。バッテリーが上がってしまっているのだろう。外は立っているとブルブル震えるほど寒いぐらいで、車中でも足元から冷えていく。別のツアーの車がそばにいたが、ブースターを持ってきていないらしくて繋ぐことができない。1時間も試しただろうか、様子を見守ってくれていたそのもう1台と私達の車をヒモで繋いで引っ張ってもらったが、スピードはでないし、やはりエンジンはかからないしで、ラチが開かない。

私達のドライバーはそのもう1台のドライバーに何か言い、私たちはその車に乗り換えて街へ戻ることになった。体がすっかり冷え切っているし翌朝早い出発だった私はホッとした。ただ、エンコした車とドライバーはあとで仲間の人が迎えに来るんだろうけど、明かり1つない真っ暗な塩湖のど真ん中に彼を1人残していくのはとても心残りだった。

エンコ(塩湖)でエンコ(エンジン故障)、シャレにならん。





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by yukaashiya | 2017-06-25 19:20 | 旅行編 | Comments(0)

ウユニでのウフフ

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(ウユニ塩湖ツアーで立ち寄る、古い鉄道が残してあるエリア)

ここ数日、ロンドンでは30度を超えたうだるような暑さが続いている。スペインからの熱波がロンドンまで来ているらしく、6月としては40年ぶりの猛暑を記録しているそうだ。欧州は陽射しが強いので、体感温度はもっとある・・・そう、中南米から日本に帰国して1週間後には、ロンドンへ戻って来たのである(笑)。

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話を中南米旅行に戻そう。これはボリビアのウユニの街で、2泊目に泊まった「塩」ホテル。おそらく街中にある塩ホテルはここだけで、例えばこのロビーの壁やソファ、暖炉などが塩で作られている。

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寝室はとても広くて快適だったし、オーナーのセンスの良さが窺えるインテリアに大満足した。寝室も、やはり壁面の彫刻やベッド・サイド・テーブルなどが塩でできている。2泊ともここに宿泊できれば良かったのだが、スケジュールを見間違えていてそれに気づいた時には、最初の夜はここはもう満室だった。

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(ウユニの街中にある塩でできた像)

それで、ウユニ塩湖ツアーを申し込んでいたツアー会社の真ん前にあると聞いていたホステルに、1泊目は泊まった。朝ツアーに出る時も荷物を預けることもラクにできるからだ。部屋は悪くなかったし、スタッフは特にマネージャーがとても親切で、色々と助けられた。ただ、ここはインスタント・コーヒーや紅茶がセルフサービスで無料で提供されているのだが、2杯目を飲もうと思った時に気づいてしまった。どう見ても使い捨てのプラスチック製のコップやスプーンが、ちゃんと洗われもせずに使い回されていることに・・・ウップ。

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(ウユニ塩湖ツアーの途中で立ち寄る土産物屋)

ボリビアへは、チリのカラマからバスで陸上移動した。標高がグンと高くなるので、その方が体を慣れさせるのにいいからである。ウユニの街中からウユニ塩湖までだけでも、車に旅行の全荷物を積んでいた女性の化粧水(だったと思う)などがケースが収縮して溢れ出ていたぐらいだから、標高差のある移動がいかに体に悪いかがよく分かる。

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(ウユニ塩湖ツアーで立ち寄る博物館)

ウユニに着いて私が真っ先にしなければならなかったのは、ウユニ塩湖へ行った翌日に乗る飛行機のリコンファームだった。アマゾナスという航空会社で、いまどきリコンファームしないといけない航空会社があるだけでもビックリしたけど、リコンファームするかオンラインで事前にチェックインさえすればいいらしい。しなければ、席が確保されなくなる可能性がある。だけど、何度試してもオンライン・チェックインができない。ウユニの街に着いた翌日はツアーで街に戻ってくるのは夜になるし、飛行機移動はその翌日の早朝だから、ツアーへ出る前にどうにかしなくちゃいけない。だけど、できない。

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(ウユニの街中で見た、不思議な現象を見せていた雲とオーロラを連想させる夕暮れ)

「交通」で何かと問題が出ている今回の旅。それだけに焦りが出てくる。ホステルのマネージャーに相談すると、アマゾナス社のオフィスはホステルの近くにあり、朝8時から開いているから10時からのツアーに出る前に手続きができると教えてくれて、ホッ。ああだけど、8時に行っても8時半に出直しても、オフィスは開いていない。どうなってんねんと段々、腹が立ってきた(笑)。

9時になってもう一度出直して見ると、やっとオフィスが開いていた。扉を開けて入り、目が会った女性スタッフに、「ウェブ・チェックインを何度も何度も試したけど」と不満を抑えながらも言うと・・・

彼女は、「できなかったんでしょ」と言ってウフフと笑った。

ついつられて、私もウフフと笑った。




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by yukaashiya | 2017-06-22 02:45 | 旅行編 | Comments(0)