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「恥ずかしい」ことは、どうでもいいこと

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「スピードラーニング」に効果はあるかと最近よく聞かれる。人によって意見は分かれるかもしれないが、わたしは効果があると思えない。よって、使ったことがないから分からない。

あまりによく聞かれるので、某社のサイトを覗いてみた。そこで、びっくりする記述を発見した。それは「How are you?」と聞かれた時、わたしたち日本人は学校で「I’m fine thank you」と習ったが、それはネイティヴが聞くと不自然に感じると書かれてあるのだ。そして、正しい返しは「I’m great」だとも。

このサイトは「アメリカでは」という言葉が散見されるのでアメリカ英語を基本にしているのだろうが、少なくともイギリスやその周辺の欧州諸国では人によって「well」だったり「good」するが、「I’m fine」と返されることはごくあたりまえにある。逆に「great」で返されたことは記憶にない。

また、このサイトでは「What time is it now?」と聞くのは、「恥ずかしいフレーズ」だと言い切っている。その理由は、「is」が現在を示すから「now」は要らないということと、「その時の時刻」を聞いているのだから「now」は必要ないとのこと。

そんなこと、英会話を学ぶうえである意味どうでもいいことである。

イギリス英語とアメリカ英語では、綴りや発音、意味までも違うことがある。だけどこの程度のことにイギリスとアメリカで分けて勉強する必要はないと思うし、まして英会話を学ぶのにアメリカ英語に特化する必要もない。もっと大事なことが他にたくさんある。

スピードラーニングについての善し悪しは使ったことのないわたしには言えないけれど、少なくとも、こんな細かなどうでもいいことを理屈っぽく説明している会社の商品で英会話が身に付くとはとうてい思えない。
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by yukaashiya | 2013-11-29 03:02 | クロアチア生活編 | Comments(27)

プリトヴィツェ湖群国立公園 へ行く時の注意

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プリトヴィツェ行きでわたしが使ったのは、ツアー会社の往復送迎。家まで迎えに来てくれて、帰りも家まで送ってくれて、200クーナ(入場料は別料金&自力で見学)。ドライバーが公園へ着く前に近郊のこの牧歌的な場所へ連れてきてくれた。まるで箱庭を見ているように感じるほど、可愛らしい村だった。

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ただ、この村と村にあるカフェへ案内された時、「プリトヴィツェへ直接行ってくれればいいのに」と思ったのが正直な気持ち。カフェでドライバーと一緒の席に着いて、彼がわたしたちをここへ連れてきた理由が分かった。お店の人が、彼にだけレシート(伝票)を持ってこなかったからである。おそらく、客を連れてきたら彼はタダになる裏約束があるのだろう。

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ドライバーはここへ来るまでの道中でパン屋にも30分ぐらい停めて乗客を誘ってパンを買っていた。村でのカフェのコーヒーは美味しかったし、カフェには本物の暖炉があって情緒も感じられたから、いいといえばいいんだけどね。そのドライバーは何かと親切だったし。ただ、公園に着くまでがこんなふうにしてあまりにのんびりと向っていて、プリトヴィツェには結局、4時間程度しかいられなかったのが残念だった。

かくように、ツアーもいろいろ。わたしは人任せに頼んでしまったけど、行く予定のある方はツアーの内容をしっかり確かめてから行くことをおススメします。ちなみに冬シーズンの公園は4時半過ぎにはもう真っ暗だし、レストランなどはエントランス1のところしかしか開いていないとのこと。飲み物や軽食を持って行かれることをも、おススメしておきます。
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by yukaashiya | 2013-11-28 07:36 | クロアチア生活編 | Comments(5)

碧い湖プリトヴィツェ Plitvice Lake in Cloatia

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わたしがプリトヴィツェ湖を訪れたのは、どんよりと曇った日。それでいて、この碧さ。美しさに思わず息を吞み、次の瞬間には同じバスに乗って行った人たちと「わぁぁぁっ」とハモッていた。見とれるほどに美しいのである。しかも水がとても澄んでいて、魚が泳ぐ姿がはっきりと見てとれる。

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同じような碧さを持つ中国の九寨溝(きゅうさいこう)をふと思い浮かべる。ずいぶん以前に九寨溝へ行くプランを練ったことがあるが、当時は成都からバスで10時間かかり、それ以前に成都までも日本からの直行便はなく、往復だけで3〜4日がつぶれるし日本から手配していくと例のごとくバカ高くて30万円は下らなかったと記憶している。それでも行きたかったが、そのうち忘れてしまった(笑)。

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プリトヴィツェも大自然の中にある湖群なだけに、日本人が来るのは簡単ではない。だが、来た甲斐があったと思わせるだけの美しさと規模(294.82k㎡)があることを記しておきたい。

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ここのところ雨が多かったので水かさが増しているようで、湖を渡る橋もこの通り。ここはエントランス1から大滝へ行く回廊だ。

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大滝へ降りたあとは続いて船に乗って次のポイントまで向うのだが、途中に何カ所かのビューイング・ポイントがあってこんな滝も見ることができた。園内はとても広く、この写真の湖の奥まで行くことができる。

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船が走る湖は広くてとても静かで、まるで一幅の絵を見ているようだった。途中で一度だけ湖の一カ所が音を立てて水が盛り上がった。何か生き物が泳いでいたのだろうが相当大きそうだった。怪獣が出て来たらと思うと、ちょっとゾッとした(笑)。

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このあと、上流も見に行くつもりにしていた。ところが一緒に歩いて行ったプラジル人カップルとわたしは道を間違えてしまい、上流へ行けるポイントまで戻ってきた時にはもう午後3時半だったので、あえなく断念。この時刻にもう陽は沈み、1時間後にわたしたちがエントランスへ帰り着いたあと、10分もしないうちにあたりはもう闇に包まれた。

夏は日が長いけど、欧州の冬は本当に日が短い。園内にはほとんど街灯がないので、この季節に行く方は、どうぞお気をつけて。でも、雪に包まれた冬のプリトヴィツェもさぞかし綺麗だろうと思います。

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by yukaashiya | 2013-11-27 05:31 | クロアチア生活編 | Comments(0)

プリトヴィツェ湖群国立公園 Pritvice Lake

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ついにやって来た、世界遺産のプリトヴィツェ湖群国立公園。

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ザグレブ市内から約2時間。上はオバシャツにヒートテックのハイネック、ハイネックのカットソー、薄手のセーター、ダウン、フェイクファーのベスト、そしてマフラーに手袋、下はタイツにスパッツ、厚手のデニム、そしてモコモコの靴下を履いてちょうど寒さを感じないぐらい。それでもブーツの底から冷えが伝わってきて、歩いていると足裏がしびれてきたぐらい。気温は最高時7〜8度ぐらいあったと思うが、滝の勢いがすごいので体感温度はもっと低いのだ。

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でも、来た甲斐のある湖群だった。エメラルドグリーンに揺らめく湖水は、筆舌に尽くしがたいほど美しかった。続きは明日。
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by yukaashiya | 2013-11-25 08:36 | クロアチア生活編 | Comments(7)

日本人はみな「神道」を信仰している・・・のか? 

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(ザグレブ大聖堂にて)

昨夜、スロヴェニアで出会った日本人のあい子さんに誘われて、彼女のクロアチア人のお友達と晩ご飯を食べに行った。当初は女性ばかりの5人だったのだが、クロアチア人女性のお友達たちが次々に現れて、最終的には9人での賑やかな会となった。

クロアチア人男性二人のうち一人は仙台へ留学したことがあって日本語ぺらぺらだし、もう一人の男性は剣道をしているらしく、木刀と竹刀を携えてやってきた。しかも彼の名刺を見ると、facebookの名前は「Mushin Munem(無心 無念)、emailアドレスには「nihonkichigai(日本きちがい)」とある。ここまでくるとあっぱれとしか言いようがない(笑)。

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つい先週、11年間つきあった恋人と別れたばかりだというクロアチア人女性のイヴァナは美人の上にいわゆるカッコいい女性で、医療関係の技術職にあるらしい。その彼女も親日家で、日本へはすでに3度来たことがあるそうだ。

イヴァナが「日本は都会と地方ではずいぶん国民性が違うところが興味深い。それと“Shinto”のことをもっと知りたいわ」と言う。

Shintoって聞いたことないけど、それは何なのと聞くと、「ほとんどの日本人が知っているはずよ。宗教の1つよ」という。綴りは「神道」だという。わたしは全く知らなかったし、あい子さんたちも知らないという。

今日になってネットで調べてみると「神社本庁」というサイトがあり、「神道」は「仏教」に対してつくられた表現で、日本の神々への信仰が神道というそうだ。遠い昔の人々は自然現象に神々の働きを感じ、山や岩や木など自然にあるものを神々が宿るものとして祀ってきたと・・・。

<神道は、日本の民族宗教といわれ、日本人の暮らしにとけ込んでいます。たとえば、初詣や厄除、初宮参りや七五三、結婚式や地鎮祭など、神道の行事は日常生活のいたるところに見かけることができます。しかし、一般の日本人は、あまりにも身近なせいか、神道について知らないことが多いのも事実でしょう>サイトより

Wikipediaでみると神社が自主申告した人数とはいえ「日本人のうち1億人以上」が支持者であると文化庁の宗教年鑑に記載されていると書かれていた。それは、物心つかない幼子たち以外は全てということか。でも民族宗教だといわれても、聞いたことのなかった信仰のつまるところ信者といわれても、勝手に「所属」を決められたようでちょっと薄気味悪い。

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(ザグレブ大聖堂/カトリック)
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by yukaashiya | 2013-11-24 03:46 | クロアチア生活編 | Comments(26)

ぼったくりの定義

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(ザグレブ博物館)

自力での手配旅行をするようになって、ずいぶんになる。

きっかけはいろいろあったけど、初めて一人旅をした海外旅行がベトナムでほとんど全てのことが現地で何とかなったことや、北京では事前に日本で頼んで行った万里の長城ツアーが前夜になって不催行になるなんてこともあったし、それで当日現地のツアーに参加したら料金が10分の1ぐらいだったせいもある。

どの国だったか発展途上国で、日本人の経営する旅行代理店に支払った半日ツアーの料金が、その国の国民の平均月給に相当する金額だったなんてこともある。

イタリアを巡り歩く旅をする前に鉄道パスを買うべきか悩んで大手旅行代理店に相談したら買うべきと断定されたが、よくよく調べてみると単発で買ったほうが代理店に支払う手数料を含めて何万円も得だということが分かった、なんてこともあった。

とにかく日本の旅行代理店を通すとバカ高くなるんである。

ザグレブにいるあいだに「プリトヴィッツェ湖群国立公園」(Plitvice lakes)へ行けるものなら行きたいと思っているのだがずっと天気が悪く、残り1週間というところで同居人のミロスに聞いてみると、彼の知人にツアーを組んでガイドしている人がいるので尋ねてみてくれるとのこと。いまはその返事待ちだ。ここの「水の碧さ」を自分の目で見てみたい。

その国立公園は、ザグレブからバスで2時間半の地域にある。先日スロヴェニアで出会ったあい子さんたちは公共バスに乗って行った。彼女によると、片道93クーナ(約1600円)。それを考えると、ミロスの知人のツアーは往復200クーナで家までの送迎付きというし、国立公園はかなり広いし寒い時期なのでガイドによって効率よく歩けて助かるしで、言うことなしなのだ。

つらつらとネットでその国立公園のことを調べていると、日本の旅行代理店の「公共バスチケット」の購入ページが出て来た。わたしの口はあんぐりと開いてしまった。だって、片道につき1人なら68ユーロ(約9100円)、人数によって料金に違いがあり、5人なら一人当たり40ユーロ(約5400円)と記されていたからだ。唯一ついている特典(?)が、「宿泊先のホテルまでお届けします」というものだった。これをぼったくりと言わずして、なんと言おう。

チケットは、車内でも買える。繁忙期だと満員で買えないなんてこともあるかもしれないし、前日までにバスセンターへ買いに行けない人にはこういう日本人が仲介している代理店に頼むしか方法はないだろうが、そこにつけこんでいるとしか思えない金額である。

ふと思い出したのだが、昨年回ったインドで「ぼったくり業者にダマされる人の8割は日本人」と聞いた。そのインドでの日本人が関わっている旅行代理店はやはりどこも高いので、そこで平然と買っている日本人が「カモ」になるのは仕方のないところなのだ。

「だけど、あいだに日本人が入っているほうが安心」という人もいるだろう。それはそれで理解できる。ただ、わたしの経験からいえば、そうともいいきれないのが現実だ。

たとえば、日本の大手航空会社で手配・購入して行ったエア・チケットで、その日系航空会社のスタッフがわたしに間違えた航空券番号を伝えていたため、中国国内線の飛行機に乗れなかったことがある。ほかの国では、日本人の経営する旅行代理店に鉄道チケットを頼んだら、間違った区間を手配されたこともある。それなのに、彼らが取り間違えた切符のキャンセル料を請求してきた(そのスタッフの上司がメールでわたしに請求するなと書いていたにも関わらず、だ)。

かくように、相手が日本人だからといって必ずしも安心できるわけではない。

どこからがぼったくりで、どこまでがぼったくりじゃないか。その定義付けは難しいところだが、少なくともチケットなどを購入する時は現地での「適正で現実的な価格」を知ったうえで買うことをお勧めしておこう。


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(その昔、銃の練習をしたらしき木製ボードで、ザグレブ博物館に展示されている。たくさんの種類の絵があり、こういうものにも芸術性を求めていたことが窺える)
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by yukaashiya | 2013-11-22 07:47 | クロアチア生活編 | Comments(3)

初めてのヒッチハイク

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スロヴェニアのブレッド(Bled)湖まで行くと、同じバスから降りてきた女性二人が日本人であることが分かり、やはり同じバスから降りてきた男性二人と、五人でボートを借りて湖に浮かぶ孤島へクルーズすることにした。この写真はその小島から撮った風景である。小さな島だが敷地内はとても綺麗に保存されていて、カフェやショップもある。

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男性は右からブラジル人、ドイツ人で、2人はアルゼンチンで知り合い、年齢差がありながらいい友達になって、もう何ヶ月も一緒に各国を旅して歩いているという。「お金がなくなったら自国へ帰る」んだそうだ(笑)。

記念写真を撮ることになった時、ドイツ人の男性が言った「日本人は写真を撮る時、間違いなくみんながピースサインをするよね」といい、笑いながら率先してピースサインを出してきた。これ、ほかの外国人にも何度か言われたことがある。日本人のピースサインは、よほど「有名」なんだろう(笑)。

日本人女性二人は、左から愛さんとあい子さん。二人とも看護師で、現在は休職中。ロンドンでの10週間の語学留学を経て、現在は数週間の旅をしている最中だそうだ。同じ日にザグレブから出てきてスロヴェニアへ向い、同じ場所を観光に選んだのも何かのご縁だろう。

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この写真はあい子さんのカメラで撮って翌日送ってくれたもので、左からあい子さん、愛さん、わたし。二人ともとても爽やかな女性で、特にあい子さんは向学心に溢れているうえ人へのさりげない気配りが半端じゃなく、ふと「こんな人がパパの看護をしてくれたんだったら、死ぬまでの闘病生活はまるで違ったものになっていただろうな」と考えさせられたほどだった。

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しかもこのあい子さん、めちゃくちゃ行動力にも溢れている。

湖沿いのカフェで美味しいクレーム・シュニッタ(クリームケーキ)を食べながらしゃべっているとあっという間に時間が経ってしまい、急いでバス停へ向ったが1時間に1本のバスは出てしまったあと。ふと、わたしは前日にネットサーフィンをしながらスロヴェニアを調べていて、ある女性が一人旅をしているなかでスロヴェニアでヒッチハイクをして成功したブログを読んでいたので、冗談まじりに「わたしたちもヒッチハイクしちゃう」と聞いたら、彼女は即刻ヒッチハイクを始めたんである。彼女にとって初めての経験であるにも関わらず、だ。

三人で親指を立てて道路沿いに立つも、ドライバーたちはみんな笑っていくばかりで止まってくれない。しかもわたしたちは「◯◯まで行きたい」という看板を持っているわけでもない。わたしは気持ちの中で「ぜったい無理だよ」と思っていた。ところがあにはからんや、10分もしないうちに一台の車が止まってくれた。運転していたのは地元の男性で、前日にウガンダ旅行から戻ってきたばかりだという。最寄りの鉄道駅(歩くには遠過ぎる場所にある)まで送ってくれて、そこからなら頻発しているリュブヤナ(スロヴェニアの首都)行きのバスに、わたしたちは乗ることができた。そしてそのおかげで、首都も1時間ばかり散策することができたのだった。

ヒッチハイク・・一人ではとてもできないことだし、三人ででもわたしは恥ずかしさのほうが先に立ってしまっていた。彼女たちと一緒だからこそ、できたヒッチハイク。おそらく、わたしの人生最初で最後のヒッチハイク。いつも思うことだけど、旅を楽しく彩ってくれるのはやはり人との出逢いだなあと、あらためて感じさせられた。

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(Bled Lake / 湖に浮かぶ孤島を撮ろうとこの写真の風景を撮れる位置まで山を登ったが、霧が立ちこめていていい写真が撮れなかった。これはパンフの写真をカメラに収めたもの)
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by yukaashiya | 2013-11-21 06:51 | クロアチア生活編 | Comments(1)

出逢いもいろいろ

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月曜朝、ザグレブを発って約2時間後にスロヴェニア中央駅に到着し、ブレッド湖行きのバスを待っているあいだのこと。これまで見たことのないような不気味なバアさんに出会った。

やはりパスを待ちながら駅の階段に座り込んでいた白人女性がいて、わたしは彼女から1mほど離れたところに立っていた。そこへちょうど駅構内からタバコを吸いながら出てきた白髪のバアさんがいて、なんとなく妙な雰囲気を持つ人だったので気になって観察していたら、そのバアさん、こともあろうに自分が吸っていたタバコを火がついたままの状態で、階段に座っていた女性のフードに投げ入れたのだ。咄嗟に「うわっ」と声を出したわたしをバアさんは振り向き、そして実に不敵な笑みをニヤリと浮かべた。ゾッとした。

タバコをフードに投げ入れられたことを気づいていない彼女に近寄って、フードからタバコを取り出して捨ててあげる。その女性はびっくりするとともにわたしにお礼を言ったあとフードを何度も払っていたが、これまた不思議なことに立ち上がりはしないのね(笑)。わたしならすぐにその場を離れると思うんだけど、欧州の人はホント慌てない。ちなみにこの彼女は自分のバスが来るとようやく立上がって、わたしに再度、何度もお礼を言ってその場を離れて行った。

ところでそのバアさん、黒いコートを着て腰から下に毛布を巻き付けているという出で立ち。おそらくホームレスだろうと思うが、睨みつけたわたしへの仕返しか、タバコ投げ入れ事件から5分ほど経ったあとまた駅の外へ出てきて今度はお菓子か何かを大量にわたしのほうへブワッとぶちまけて、また構内へ戻って行った。世の中には、全く変な人がいるもんである。

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(ブレッド湖畔)

そんなことがあったものの、バスに80分揺られて行ったブレッド湖はそれはそれは素晴らしく、あまり「大自然」などに興味がないわたしでさえ「ここへ来て良かった」と何度も口にしたぐらいだった。それに、たまたまバスに同乗した20代後半の日本人女性二人とこの日このあと行動を共にすることになるのだが、その出逢いは印象的でとても楽しいひとときだった。彼女たちのおかげで、生まれて初めての経験もすることになる。それは、彼女たちにとっても初めての体験だったらしいが(笑)。

続きはまた明日。
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by yukaashiya | 2013-11-20 06:29 | クロアチア生活編 | Comments(0)

スロベニアへワン・デイ・トリップ

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早朝5時に起きて、隣国スロベニア共和国へ日帰り旅行をしてきた。スロベニアは西をイタリア、北をオーストリア、そして南東をクロアチアに挟まれた小さな国で、欧州連合の一国である。

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クロアチアのザグレブからは、首都のリュブヤナまで列車で2時間。そういやザグレブにはその昔、かのオリエンタル急行が停車していたといい、その乗客のために建てられたホテル「Esplanade Zagreb」がいまもあることを思い出した。

話が逸れたが、ザグレブ発の列車は現在、ドイツのミュンヘンやフランクフルトまで行くようだ。その途中にスロベニアがある。往復運賃約200クーナ(約3700円)で、自由席ながら6人用のコンパートメントという贅沢さ。車内は綺麗だし座席幅はゆったりしているしシートもとても快適だった。ちなみに国境では、出国審査も入国審査も係員が車内に乗り込んできてパスポートをチェックしていくのでそのための時間を要するが、わたしたち乗客は座って待っていればいいので楽チン。

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今回のメインは「ブレッド湖」。リュブヤナからバスで約80分。湖の中央に小さな島がぽつりと浮かぶようにしてあり、その島には教会がある。昨年フランスのモンサンミッシェルへ行ったが、こちらスロベニアのブレッド湖のほうが周囲の背景や湖の水の清らかさを含めて格段に美しかった。水の澄んでいる様子が、写真でも分かるでしょう。鴨の表情も、とても幸せそうだ。

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いや、幸せそうというより、誇らしそうだ。なに気に「どや顔」でしょ(笑)。


続きは明日。
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by yukaashiya | 2013-11-19 07:07 | クロアチア生活編 | Comments(0)

ザグレブのアンティーク市

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 今日はフラット・メイトのミロスと彼の恋人のデヴォールに誘われて、毎週土・日にザグレブのブリタンスキ(イギリス)広場で開催されているアンティーク市へ行った。市には年代もののこんなヘルメットも出品されていて、ミロスが茶目っ気を出してかぶってみる。

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広場はそう大きくもないが、何十もの出品者が実にさまざまなものを売っている。買い物客も店の人も、とても楽しそうに会話しているのが印象的だった。写真の左手に写っている背の高い人がデヴォール。彼の身長はなんと195cm。彼に言わせれば「ザグレブではノーマル」らしい(笑)。ノーマルな高さとは思えないが、だけど確かにザグレブには190cmぐらいの女性がいたりして、驚かされる。

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これは、年代ものの鉛筆削り。

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なんと、奥行き1mぐらいの大きさの亀の甲羅まで売られていた(笑)。

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食器などはもちろん、各国の古いお札やコインも売られていて、日本製のものも発見。この「日本銀行」のとても状態のいいお札は100クーナ(約1700円)。

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(裏面)

日本のお札には「ルピー」や「ペソ」まであり、どうやら日本軍政下にあった時代のインドネシアや日本軍がマニラを占領した時代のフィリピンで使われていた日本円札らしかった。それぞれにつけられていた値段ははっきり覚えていないけど、30クーナ(約500円)ぐらいだったと記憶している。こちらもお札の状態はすごく良くて、よくぞはるばるクロアチアまで流れてきたものだと思う。


市を歩き回ったあとは、三人で市にある屋外のカフェで2時間ぐらいおしゃべりに熱中。多分、わたしが二人の関係について何1つ聞かないから気軽に誘ってくれたんだろう。とても楽しいひとときだった。
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by yukaashiya | 2013-11-18 05:07 | クロアチア生活編 | Comments(0)