カテゴリ:アメリカ編( 8 )

ニューヨークの地下鉄に泣かされて

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N.Y.にある美術館の1つにモマ(MoMA)がある。同居人の1人シンディがMomaの会員になっていてゲスト用チケットをくれたので、行ってみた。日本人建築家がデザインしたという建物も素晴らしかったが、ゴッホの「星月夜」がここにあったなんて・・・見る事ができて感激。

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(モネの「睡蓮」。いろんな国で見て来たが、ここのも素敵だった)

てなことを書いているが、わたしはいまチリのサンティアゴにいる。5/7にN.Y.を発ってブエノスアイレス(アルゼンチン)へ行き、ブエノスアイレスからはウルグアイの街コロニアへの日帰り旅行も果たし、そしてサンティアゴまで来たというわけだ。

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(「The Couple」というタイトルが付けられた、アルベルト・ジャコメッティの作品/女性側には口はあっても目も耳もないのが可笑しかった)

ああそれにしても、N.Y.の地下鉄には最後まで泣かされた。止まったり遅れたりが日常茶飯事らしいし、実際、ベルモント競馬場へ行った時も途中で止まり、事前にサイトで調べて行った倍の時間がかかった。

しかも事もあろうに、N.Y.を発つ日、空港へ向かった地下鉄が途中の駅で止まり、そのまま30分近く待たされた挙句、「みなさん申し訳ありませんが電車を降りて下さい」ときた。そのあと電車が来るかどうかも分からない。

わたし、(ニューアーク)空港へ行くんですけど。家を早めに出てきたけど、フライトのチェックインに間に合わなかったらどうしてくれるんだ・・・と嘆いても始まらない。地上へ出て、進行方向へ向かいながら振り返り振り返りタクシーが来ないか目を凝らす。この時点で、すでに40分ほどロスしている。

やっと見つけたタクシー。だけどドライバーは空港までは混むから行くのは嫌だという。それではと、もともと予定していたマンハッタン中心部にある空港行きのバスが出ているターミナルまで行ってくれと頼む。日曜だったが、道路はすごく混んでいる。ノロノロ走る中、ふとドライバーに尋ねてみると、空港方面へ向かう電車NJトランジットが出ているペン・ステーションの方が近いという。急遽行き先を変更して、ペン駅へ向かった。

それでもペン駅まで30分はかかり、途中からは雨が降り出した。ドライバーに「あなたはわたしのエンジェルだわ」と感謝の言葉をかけて(笑)タクシーを降り、ペン駅で電車に乗る。

空港バスなら空港ターミナルまでそのまま乗っていればいいが、電車だと次は空港電車(エア・トレイン)に乗り換えないといけない。8年前にSHINとN.Y.を離れる時にやはりニューアーク空港へ向かうためこの電車に乗ったので何となく覚えていたからいいようなものの、その記憶が残っていなければどうにもならなかったかもしれない。だって空港バスに乗るつもりでいたからN.Y.に関するガイドブックや地図などN.Y.に関わる全てのものを滞在した家に置いて来ちゃったんだもの。

電車を乗り継いで、何とかギリギリ・セーフで、ニューアーク空港に到着。アルゼンチンに向かうんだから2時間前に・・・あれっ・・・飛行機はヒューストンで乗り換えやん・・・ヒューストンってアメリカやん。ってことは、乗るのは国内線やん。ってことは、1時間前に空港に着いていれば十分だったんやん。

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(MoMAの作品の1つ。ダンボールを貼り合わせてそれに描かれている絵)



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by yukaashiya | 2017-05-14 10:25 | アメリカ編 | Comments(0)

ニューヨーク「紳士クラブ」巡り

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ニューヨークでは、「紳士クラブ」巡りを3件した。昨年暮れに英国ロンドンで紳士クラブのメンバーになれたことはこのブログで書いたが、それにより、そこと提携を結んでいる世界各国の紳士クラブをも使えることができるのである(日本にも1件だけ六本木にある)。ニューヨークだけでも7件あり、そのうちの3件を訪れた。これは「Univercity Club」の入り口だ。彫刻の素晴らしさに、エントランスからうっとりした。写真を撮るのを忘れたが、ラウンジはとても英国的で、それも素敵だった。

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これは「Century Association」。ロンドンのクラブもそうだが「大学」と関わりのあるクラブ - 例えば英国ならケンブリッジとオックスフォードを卒業した人かそれに準ずるしか入れない「オックスフォード&ケンブリッジ・クラブ」- は表にクラブの名称が示してあったりそれを示す旗が掲げられていたりするが、それ以外はたいてい書かれていない。そこがそのクラブの建物であることを万人に知ってもらう必要がないからだ。つまり、クラブに所属しているメンバーしか知らない建物であるわけだ。

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センチュリー・アソシエーションのラウンジ。

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こちらは、「Down Town Association」といい、なんとルーズヴェルト大統領も所属していたと言われている。そんなクラブに足を踏み入れられるだけでも光栄だ。

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その、ダウン・タウン・アソシエーションのラウンジ・・・ファミリー・パーティでも開いたのか、子供用のゲームのマットがあった(笑)。

ちなみにここはウォール街からすぐのところにあるクラブである。

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ウォール街には「ニューヨーク証券取引所」が、歴史を感じさせる佇まいでその存在感を誇っている。

ウォール街・・・エリート・ビジネスマンが颯爽と闊歩しているんだろうと想像していたが、歩いているほとんどが観光客だった。しかもアジア系ばかり・・・(笑)。





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by yukaashiya | 2017-05-11 12:00 | アメリカ編 | Comments(0)

グラウンド・ゼロ(爆心地)

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2001年9月11日に起きた米国同時多発テロ。あれからもう15年以上が経ち、あたりの姿も変わっているが、事件は風化せず、観光客も含め、多くの人々がここへ足を運んでいる。この写真の中央に建っているのが、新しい1WTC(ワン・ワールド・トレード・センター)。ワールド・トレード・センター(WTC)は全部で7つのビルがあったらしいが、私たち日本人がニュースなどで見た飛行機が突っ込んだビルは「ツインタワー」として知られていた1と2だった(その影響で、3から7も全てほぼ全壊したらしい)。

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「2」があったのが、このエリアだそうだ。左手に見えるのが、国立のメモリアル博物館。

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そのすぐ横には、やはり跡地に造られたメモリアル。壁を伝って流れ落ちる滝から、水が地下へ吸い込まれるように落ちていく。周囲には、亡くなった犠牲者全員の名前が彫られている。

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その正面には、とてもモダンな建築物がある。中はショッピング・センターになっており、マンハッタンの西側、ニュージャージ州へ向かう電車の駅に繋がっているようだった。

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マンハッタン地区は新旧とり混ぜて様々な建築物が建っているが、この翼を広げて飛び立つような建物は現代建築の中でもとりわけ素敵だった。









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by yukaashiya | 2017-05-10 11:08 | アメリカ編 | Comments(0)

ボタニック・ガーデンとセントラル・パーク

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(ボタニック・ガーデンの近くにあるブルックリン・ミュージアム)

ニューヨークに滞在してきた約1ヶ月、曇りの日が多いことに驚いている。しかも、30度近くまで上がった日もあったが、その数日後には半分ぐらいまで気温は下がってしまう。季節の変わり目はこんな風に気候がとても不安定らしいが、風も強い。それで、街中にある店舗の店頭の、例えばブランド・ショップの旗に穴がいくつも開けられている理由が分かった。

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   (ボタニック・ガーデンのエントランス)

そんなだから、天気の良い日は出かけないと損した気分になってしまう(笑)。久しぶりに天気が良かった先日、家から歩いて30分ほどのブルックリン・ボタニック・ガーデンと、マンハッタンにあるセントラル・パークへ行って来た。公園の「はしご」ってどうよ、って思いながら(笑)。だってこの日をのがすと、次にいつ良い天気に恵まれるか分からないんだもの。

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まずは、ボタニック・ガーデンへ。ここは「植物園」なので、入場は有料(15ドル)。私は同居人のシンディがここのメンバーになっていて、ゲスト・チケットをくれたので無料で入れる! ・・・と、いそいそと出かけたら、その日は無料開放デーだった(笑)。
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美しく咲いた花々が、心を癒してくれる。

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しかもここには、桜並木がある。3割方、散ってしまっていたが、たくさんの人々が笑顔で桜を楽しんでいるのを見ているだけでも楽しかった。

ハンバーガーを買って持って行っていたのでベンチに腰掛け食べていると、見回りのスタッフが近寄ってきて「ここへ来るのは初めてですか」と私に尋ねた。ダメなんだって。食べたら。屋外なのに。帰る時、ちょうどそこへ来た来場者がペットボトルに入れたコーヒーを咎められていた。持ち込みは、水しかダメらしい(!)。

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続けて、地下鉄に乗ってマンハッタンへ。目指すはセントラル・パークである。歩き回って、びっくりした。広大であることは知っていたが、けっこう起伏が激しいのである。

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ロンドンのハイド・パークをイメージしていたら全然違って、ロックガーデンになっているところもあったし、場所によってはまるで森を歩いているような感覚に陥るほどなのである。

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かと思えば、こんな美しい風景の湖もあり、ボートで楽しんでいる人々もたくさんいた。

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のち、別の場所で見た絵のこの風景は、ずいぶん昔からあるようだ。とても詩的である。

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ここは「シェークスピア・ガーデン」。英国的だね。

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そしてここも、とても英国的。まるで、イギリスの「ヒース(Heath)」だ。

やはり英国が、植民地時代に及ぼした影響はニューヨークにとっても大きく、それは今でも続いていると再認識した。こうした広大なパークを都会のど真ん中に作ることもそれを維持していることもそうだし、ベンチを見てもそうだった。

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ほとんどのベンチに、プレートが取り付けられている。亡くなった人を偲ぶ、恋人や友人、家族からのメッセージが書かれているのだ。セントラル・パークでの思い出に浸りながら書かれたプレートで、これはまさしく英国文化の1つなのである。




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by yukaashiya | 2017-05-06 08:24 | アメリカ編 | Comments(0)

それでいいのか、アメリカ人

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   (ニューーヨーク5番街にあるトランプ・タワー/入り口にはライフル銃を持った警官が警察犬と共に立っていて、物々しい)

さまざまなことに攻撃的で物議を醸しているトランプ大統領は北朝鮮に対しても同様で、それを「支持する」と表明した安倍首相は各国から首を傾げられている。世界は戦争を起こさないでおこうとしているのにトランプ大統領は北朝鮮をまるで挑発しているし、それ自体もそれを支持する発想も当たり前だが世界では受け入れられていないのである。ましてや北朝鮮が仕掛けてきたら、真っ先に被害を被るのは米国ではなく日本である。中国の外相が「自制を」とトランプ大統領へ呼びかけそれを知った時は思わず拍手した。日本の首相もご機嫌取りばかりしていないで、毅然とした態度で言うべきことは言うべきである。

ニューヨークに来て約2週間。たった2週間では理解できることは大してないのだが、先日書いたように知らない人との会話が多いことから気さくな国民性みたいなものは窺えるし、実際、アメリカ人はイギリス人に輪をかけて「話し好き」らしい(笑)。

けっこうテキトーだなあと思うことも、たくさんある。例えばニューヨーク市の中心的エリアであるマンハッタンには「5番街(Fifth Avenue)」など日本人がその名を知る通りもあり、その「アヴェニュー」は南北を走る通りで、レキシントン・アヴェニューとかマディソン・アヴェニューもあるのだが、面倒臭かったのか、アヴェニューAとかアヴェニューBとかもあるのである。そういや空港からタクシーに乗って滞在するアパートへ向かっている時のブルックリン地区で、AアヴェニューとかBアヴェニュー、C、D、と延々と続いているところがあった。道の名前ぐらい考えんかい(笑)。

地下鉄の路線だって、A線とかB線とつけられている路線があるかと思えば、1とか2とか数字の路線もある。

日本の100円ショップは、こちらでは99セントショップ(100セントが1ドル)。でも店内には他の値段のものもたくさんあるし、商品に値段が付いていないものが多いから、レジに行くまで値段が分からない(笑)。

ちなみに、例えば税込99セントのものを買ったら大概1セントのお釣りをくれるが、あるショップでは「99セントはすなわち1ドル」と言ってくれなかった(笑)。

スーパーマーケットではこんなこともあった。

こちらのスーパーマーケットは日本や英国ような近代的な店はほとんどなく(わたしはWhole Foodsしかみたことがない)、小売店に毛が生えたような店舗がほとんどである(米国発祥のはずのセブン・イレブンも滅多に見ない)。しかも、よく経営やっていけているなあと不思議なほどそういう店がたくさんある。

せんじつ、うちの近所にあるスーパーマーケットの中でも大きめなところで、トロピカーナのジュースを買おうとした。サイズは1.7リットル入りで、1つがけっこう重たい。

値札には、「2つで3ドル」と書いてある。1つだった場合の値段が書かれていない。だけど2つは持って帰るのに重い。それで、そばで作業をしていたスタッフに、「1つだったら幾らなの」と聞いてみた。彼は「1.5ドル」と言う。それ、2つ売り・・つまり、まとめ売りしている意味ないじゃん。

テキトーなこと言ってくれちゃってと思いながらも2ドルぐらいかなと見当をつけて、野菜などと一緒にレジへ持って行った。

店を出たあとレシートを見ると、それは確かに1.5ドルだった。

どないやねん、アメリカ。

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    (トランプ・タワーの内部)







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by yukaashiya | 2017-04-29 06:08 | アメリカ編 | Comments(0)

気さくなニューヨーカー

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(プルックリン地区にある広大な公園「プロスペクト・パーク:585エーカー)

ニューヨーク滞在初日から、「話す」機会が多くてびっくりしている。例えば道を歩いていてその先でホースで水撒きをしている男性がいるとする。私がそこを通過する時、彼は水を止めて「キミのためにしばし休憩だ」とニコリと微笑む。ショップに入ってTシャツを選びそれを手にして店内を歩いていると、他の買い物客が「あら、それいいわね。売り場のどこにある?」と、とても気安く話しかけてくる。

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日本にいると人と人がぶつかった時にあまりにも謝る人が少なくてびっくりするが、アメリカではぶつからずとも狭い通路を行きかおうとするだけで「sorry」の言葉と共に笑顔が向けられるので、とても気持ちがいい。その頻度も多く、スーパーマーケットにちょこっと行っただけでも、聞かない日はないぐらいである。

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           (桜の下でお花見をしていた親子)

アメリカにはたくさんの「デリ」があり、デリは小型の食料品店でありつつもその場で調理してくれるバーガーやコーヒーなども売っているお店だ。初めて入った時はちょうど正午で、だけど欲しかったメニューは「朝食」欄にしか書かれていない。それでどうしようか悩んでいると、そこへランチを買いにきた女性が察して話しかけてきてくれて、「朝食」メニューであってもいつでもオーダーできることを知った。

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            (こんなに情緒あるベンチもある)

今日は今日で、八百屋の店先でオクラを選っていると、やはりオクラを買いにきた女性が、選んだオクラを入れるためのビニール袋をクチを広げて一枚くれた。昔の日本にも、きっとあったであろう光景だ。こうして(見知らぬ)人と言葉や笑顔を交わすことが、観光地ではないところであればという注釈は付くものの、1日に何度もあるのである。

プロスペクト・パークに初めて行った時は、ベーコン・バーガーとコーヒーを用意して行き、公園のベンチで陽を浴びながら食べた。湖を見ながら食べていると、目の前を立派な口髭を生やした年配の男性がモグモグしている私を見て、突き出している自分のお腹を円を描きながらさすって白い歯を見せた。

ニューヨーク、毎日が楽しいぞ。

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by yukaashiya | 2017-04-19 07:02 | アメリカ編 | Comments(0)

トランプ大統領に対する大規模な抗議デモ

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15日に大規模なデモが行われると聞いていたので、マンハッタンへ出かけて行った。トランプ大統領に対する現在の米国民の生の声を聞くいい機会だからである。集会が行われたのはブライアント・パークで、おお、「トランプ・チキン」がお目見えしている。チキンが彼のモチーフになったのは、おそらく髪型のせいと納税申告記録を見せないからだろう。チキンには「意気地なし、臆病者」の意味があるのである。

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多くの声はトランプ氏に対する「納税申告記録を見せろ」。何しろこれは「タックス・マーチ(Tax March)」と呼ばれるデモなのである。中には「私のを見せてやる」と自分の納税証明書のコピーをボードに貼り付けて「アンタのも見せろ」と訴えていたものもあって、それは笑いを誘った。

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、人々が手にしていたボードは実に様々で、ピノキオに掛けて「秘密や嘘はもうたくさん」や「嘘つき」、あるいは「詐欺師」「恥さらし」「インチキ野郎」「寄生虫」などびっくりするようなものもあったし、「人種差別主義者」もあった。「これまでで最低の大統領」とか「トランプを首にしろ」、「戦争は要らない」と書かれたものもあった。

コマンダー・イン・チーフ(最高司令官)に引っ掛けて「コマンダー・イン・チート(詐欺司令官)」など、アメリカ人も結構ダジャレが好きなことを窺わせるものもけっこう見受けられた。

中には「親切なアメリカに戻って」と書かれたものもあった。その人の両親は強制送還されたらしい。

個人的に最も目を引いたのは「アンタ、誰のために働いてんの」。
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デモは、トランプ・タワーへ向かって行進して行った。

翻って、我が国ニッポンの首相はどうか。同じ日、日本では安倍首相の主催で1万6500人もの人々を招いた「桜を見る会」が開かれたという。バブルの時代じゃあるまいし、国民は彼を楽しませるために税金を払っているわけじゃない。「風雪に耐えている」のは安倍さんじゃなくて国民ですよ。彼がこの5年間でできたことってナニ? 日本人はどうして首相や国会議員の無駄遣いに声を上げないの?




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by yukaashiya | 2017-04-16 13:22 | アメリカ編 | Comments(0)

8年ぶりのニューヨーク

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(ニューヨーク市ブルックリン区で借りたアパート)

日本へ帰国したのは3月11日。翌日にはイベントで司会をして、それからの1ヶ月はあっという間だった。確定申告や原稿の執筆もあったけど、帰国中に済ませなければならないことは他にも山ほどあり、風邪を引いたせいもあって、今年も会う予定にしていた友人たちには半分ほどしか連絡できないほど忙しかった。黄熱病や破傷風、腸チフスのワクチンを接種するのも面倒だった・・・そう、この春は、それらが心配される南米を回る予定でいるからである。ただし4月からの1ヶ月は、ニューヨークに滞在する。

ロンドンから日本への帰国は、エアチャイナ便を使った。色々検索しているうちに、同社のビジネスクラスがメチャ安いことを知ったからだった。日本の航空会社のビジネスクラスの、なんと3分1程度なのである(ただし、日本発便だと値段は上がると思われる)。日本とアメリカとの往復も、日本の航空会社の半額ぐらいだ。値段の安さもさることながら、今年の初めに腰をひどく悪くして全く動けなくなったので、腰をかばうことが最たる目的ではある。まるきり横になれるので、体全体の疲れもさることながら、腰にかかる負担が全く違うのだ。

ああだけど、関空から北京を経由して乗ったN.Y.行きのエアチャイナ便では、ほとんど眠れなかった。機材は2階建ての大きなもので、私のシートは2階席。長時間のフライトでは時差を考慮して眠るための時間を設け機内の照明を落としてくれるものなのだが、それを分かっていない搭乗者が結構いて、彼らは普通の音量でしゃべるものだからうるさかったのである。加えて、彼らは機内を結構歩く。ええ、長時間のフライト中に同じ姿勢を取り続けていれば血栓塞栓症になる恐れがあるからたまに動いた方がいいのは私も知っております。だけど、何も「照明落として眠りましょう」時間に歩くことはないでしょう。しかもそんな人に限ってガタイの大きな男性で、ドスドスッと床を強く踏みしめながら歩く。2階席だから、床からシートに伝わる振動も半端じゃなく、うとうとしてはそれに起こされる始末。オーダーしていた食事は間違ったものを出され、やっと正しいメニューのものがきたら料理が冷めていて、頼んでいたブルゴーニューの赤ワインは持ってきてくれずと、なんだかあんまりな道中だった。腰の具合が悪くならなかったことだけが、不幸中の幸いか(笑)。

なんだかなあの道中はしかし、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に着いても続いた。予定より20分遅れで到着した飛行機はなぜか駐機場への移動を30分も待たされて、ようやく飛行機を降りられたと思ったら、イミグレーションは長蛇の列。自分の順番が来るまで1時間半ぐらい並び、しかもこの間、何人もの中国人が次から次へと並んでいる列へ割り込んで来ようとする。なんやねん中国人、なんやねんアメリカ人。わたしゃ疲れ果てたわ(笑)。

その代わりと言っちゃなんだが、入国審査はあっという間だった。何しにきたのかと聞かれて観光、期間も聞かれて4週間と答え、わたしは「出来たらケンタッキーダービーを見に行きたいし、そのあとは南米を旅して回る予定です」と聞かれもしないのに続けた。そんな人は珍しいのかもしれず、というのも審査官が「盛りだくさんの旅だね」と言いながら破顔したからである。そして彼は「んじゃ、そこの機械に親指以外の4本をつけてね」と言った。各国が採り入れだしている指紋認証である。機械を見ながら指を揃えて置くと、彼の「No, No」という言葉が耳に入った。指の当て方が悪かったのかと顔を上げて彼の方を見ると、どうやら彼はデータを見ながら呟いている様子。結局は入国スタンプを押してくれたけど、もしかすると8年前にカナダとアメリカへ甥と旅した時の、すんなりとは入国させてもらえなかった時のデータが残っているのかもしれなかった。

当時まだ10歳だった甥のSHINとの旅行は、わたしの知識不足で甥の母親からのレターを持って行っておらず、わたしはおそらく人身売買を疑われて、審査に1〜2時間を要したのだった。
↓ご参考にどうぞ。

あれから早くも8年の歳月が流れ、小学生だったSHINはこの春、大学生になった。
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↓8年前のSHIN。ヤンキース・スタジアムにて、松井選手と。
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by yukaashiya | 2017-04-15 12:00 | アメリカ編 | Comments(0)