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サンタ・クルス島でのハプニング

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ガラパゴス諸島は、13の大きな島、6つの小さな島、そして42の岩礁で構成されているらしい。そのうち観光の中心地になるのはサンタ・クルス島で、そこからイサベラ島やサン・クリストバル島、サンタ・マリア島などを巡ることになる。ただし島々を巡るには、結構な日数を要する。わたしは海でずっとのんびりするタイプではないし日数も限られていたので、2泊をサンタ・クルス島で、1泊をサン・クリストバル島で過ごした。この写真は、サンタ・クルス島である。

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想像していたよりずっと観光地化されているし、道はコンクリートが敷き詰められている。ただし、お店はしゃれたものが結構あり、このショップもガラパゴスゾウガメの甲羅をイメージして建てられたようだ。

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これはジュエリー・ショップ。

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島には、チャールズ・ダーウィン研究所がある。中心街から歩いて30分ぐらいだったろうか。そこへ行けば、ガラパゴスゾウガメに会うことができる。英国人のダーウィンは1835年にガラパゴス諸島を訪れ、ここで発見したことをきっかけに「種の起源」で進化論を発表した。

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研究所への通り道には、こんな施設もある。色とりどりのタイルを細かく砕いて装飾していったものが屋外で展示されているのだ。

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こんなにカラフルで可愛らしい椅子もある。

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これは、ランチを食べたその近くのレストラン。デザートに食べたクレープが美味しかった。

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ダーウィン研究所を訪れた翌日には、ボートでサン・クリストバルへ移動し、さらにその翌日には飛行機で中米のコスタ・リカまで移動する予定だった。

だった、と書いたのは、その通りにいかなかったからだ。

交通や宿で何かと問題が起きている中南米の旅。その飛行の前にも、小さな問題が起きている。というのも、泊まったホテルのオーナーの息子さんに、サン・クリストバル島へ移動するためのボートのチケットの手配を依頼した。彼はボート会社へ連絡して座席を確保してくれ、わたしにボートの名前と出発時刻をメモに書いてくれた。チケットは要らないんだと。ボートに乗る当日、チェックインの時に名前を言えばそれでいいらしい。

それはそれで発展途上国らしいなあと思ったが、どうも気持ちは落ち着かない。それに、何かと問題が起きている旅なので、念のため船着場に行ってボート会社の人に乗るボートの名前を告げてみた。するとなんと、その船はイサベラ島へ向かう船だという。え〜っ、それに乗ってしまったら、その日のうちにはサンタ・クルス島には戻って来れないどころか、サンタ・クルス島を挟んで反対側にあるサン・クリストバル島への移動も不可能になる。

急いで宿へとって返し(歩いて10分程度)、ことの成り行きをオーナーの息子さんに伝えた。彼はボート会社にすぐに電話してくれて、ボート会社スタッフのブッキング・ミスであることが判明。幸運にもサン・クリストバル島行きのボートにもまだ座席が残っていて、改めて予約することができた。わざわざ船着場まで行って、確認して良かったあぁ。

翌朝、ボートは7時発。30分前までにはチェックインしろと言われており、ホテルから船着場まではタクシーを前日から頼んでいたが、タクシーは来なかった・・・こういうこと、発展途上国ではまだまだあるんだよなあ。見かねたホテルのオーナーが、自分のジープで送ってくれたから良かったようなものの、心臓に悪いわあ。

これに続き、船着場に着いて自分の乗るボートのチェックインがされていたカウンターへ行くと、ここではわたしの名前がないと言われる。またまた、え〜っ、である。これだから、チケットが要らない(チケットがない)というやり方はイヤなのだ。

わたしは前日の成り行き - ボート手配のミスやホテルの名前と予約してくれたオーナーの息子の名前などを告げ、ないはずはない、と言い切った。ボート代の30ドルの領収書も見せた。

カウンターにいた男性の方は「分かった。いいよ」と言ってくれたが、女性スタッフは「ダメ」という。いい加減にしてくれよと思いつつも、もう1度、いかにして予約したかを話した。

するとその女性スタッフ、「あ・・・もう1度、名前を言って」という。

わたしの名前が、乗船客のリストにあったのだ。

ただし、YUKA ASHIYAと表記されるべきところ、書かれていたのは次の綴りだった。

Ryuca Ashiphia

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by yukaashiya | 2017-07-22 23:27 | 旅行編


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