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折れてた指

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(サセックス・ガーデンズにあるセント・ジェームス教会での日曜ミサ)

7月はこれまで書いた以外にも、家の近所にあるセント・ジェームス教会(英国国教会系)でのミサや、イタリア文化協会でのガラ・コンサート、リージェント・ホールでのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ・コンサート、ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)の資料ばかりを膨大に所蔵している図書館の見学、美術ギャラリーのレセプション・パーティなど、多々出席してきた。そしてその間、病院にも通った。

現在のフラットに引っ越してきた5月初め、自分専用のバス・ルームで階段から落ちたことはすでに書いた。その時、左手の真ん中の指でドアを開けたぐらい強い力で突き、指がすごく腫れた。でもたかが突き指、そのうち治るだろうと思っていた。たかが突き指だから、病院へ行くことなんて思いつきもしなかった。

ところが1か月経ち、2か月が過ぎても痛みを伴う腫れが頻繁に起こる。そこでようやく、病院へ向かった。言葉の壁を考えたら、日本人医師がいい。それでネット検索して行き、レントゲン検査をしてもらった。でも、骨に異常はなしとの診断結果。それで次はMRIを撮ってもらった(あんな大層な検査とは知らなかった・汗)。その結果、関節の周囲に水が溜まっていることが判明。通院し出して1か月、つまり怪我をしてから約3か月後になってその医師に「上肢専門」という英国人医師を紹介してもらった。痛みと腫れは相変わらずで、将来的なことも気になる。

費用はすべて、東京海上日動の海外旅行傷害保険を使わせてもらった。同社のスタッフはやり取りする人すべてがとても親切で、安心して診察を受けることができた。医療専門の通訳の方まで紹介してくださって、その通訳の方も信頼できるとてもいい方だった。

そしてその英国人医師に診てもらい、以前撮ったレントゲン写真をも見てもらって判明したことは、なんとなんとなんと、骨折していたこと。

折れていたのだ、わたしの指は。

どうりで、めちゃくちゃ痛かったはずだ。

1つ幸運なことは、折れた骨は元の位置にきちんと収まって、すでにくっついているという。その周囲の組織がダメージを受けているため炎症を起こしたり水が溜まったりしているが、いまは元に戻ろうとしている最中なんだそうだ。これからまだ2か月ぐらいは、腫れが収まることはないらしい。平均して、このような症状は完治するまで6か月ぐらい要するんだとか。でもって、ちょっと歪んで太くなった指の形は、本来の形には完全には戻らないかもしれないと言われた。

いいよ今更、少しぐらい歪んだって。少しぐらい太くなったって。

ふつうに生活できるなら、誰に見せるわけでもなし(笑)。

ああそれにしても、折れていたなんて。
by yukaashiya | 2016-08-07 06:27 | 英国生活編


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