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さまざまな出会いに明け暮れた1か月

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この週末はエリザベス2世女王の公式誕生日を祝うイベントが目白押しで、女王の馬車に乗ってのバッキンガム宮殿へ向かう行進は昨日あった。そのイベントで倒れた近衛兵がいたらしいが、昨日は先日までの寒さが信じられないほど蒸し暑くなったので、そりゃあの毛皮の帽子をかぶっていりゃ貧血を起こしても不思議ではない。

そんなふうに気候の移り変わりが激しかったこの1か月、怒涛のような忙しさだった・・・と言っても仕事でというのではなく、たまたま立て続けにいろんな場に参加・出席する機会を得たのだった。英国人宅でのホーム・パーティに始まり(それだけでも2回)、紳士クラブ訪問や討論会・講演など、数を忘れるほど出席してきた。どれも紹介があったからこそ行けたものばかりで、こういう機会は得たときに行かなければ、2度と訪れるものではないから全て出席した。しかもこの間、4本の原稿を書き、学校には週3日以上は行った・・・ってのは、自慢できないな(笑)。

行った甲斐あって、国会議員をはじめ政党党首、女王のプレス・セクレタリー、企業の社長、名前の前にLordやHonがついた人々など、貴重な出会い・紹介がたくさんあった。それらの人々とずっと繋がっていけるかというとそうではないのは分かっているけれど、いろんな人と会って話して刺激や知識をもらうことはとても大切だと思っている。

上の写真は、イギリスがEU連合にとどまるか抜けるかの討論会へ行った時のもので、その前後にこの部屋で討論会に出席する人々が飲み物を飲みながら交流する場が設けられていた。それも興味深かったが、討論会そのものにも日本との違いにびっくりした。討論の内容自体はわたしはおそらく半分も理解できていないけど(経済の話は母国語でも難しいぞ←言い訳・笑)、進行の仕方や時間の運び方、スピード、リズムと、これが本当の討論会だと感じられるものだったのである。こちらで国会中継を見ていても思うけど、日本人はもっと会議や討論とはどうあるべきかを英国から学ぶべきだと思う。それは世界的に有名な「ブルームバーグ」でのレクチャーを聞きに行った時にも感じたことだ。

ちなみに、ブルームバーグでのレクチャーは、レクチャーの前後にラウンジで美味しいアペタイザーとワインといただきながら歓談する時間が設けられていた。こうやってロンドンの人々は情報交換やいろんな人たちとの交流を図っているのだと、その一端を垣間見た気がした。

ああ、それにしても本当に疲れた。緊張の連続だったから精神的な疲れである・・・数年ぶりにヒールを履いて歩き回ったから、その疲れもあるけれど(笑)。

数年ぶりのヒールでの歩行は自分でも感じるほどぎこちなく、だけど自分がオンナであることを思い出させてくれた(笑)。
by yukaashiya | 2016-06-13 00:54 | 英国生活編


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