バルセロナのラウラの家では二匹のウサギを飼っている。こちらはメスでまだ3ヶ月。何度か野菜の切りくずをあげたせいか、わたしがテラスに出ると駆け寄ってくるのが可愛い。
生後1年ぐらいのオスと寄り添っている姿も可愛い。二匹とも時には後脚で立ち上がって前脚二本をすりあわせたり、その二本で顔を洗っている姿も何とも言えず微笑ましい。
ただ、オスのほうがメスのお尻を追いかけ回している姿はいただけない。それもしょっちゅうで、隙あらば生殖行為を行おうと後ろから乗っかかる。メスのほうにはその気がないらしくすぐに逃げるのだが、オスはしつこく追いかけ回す。あげたエサにパクついている時でさえそうだから、全く呆れてしまう。
それにしても、ウサギはなんとフンばかりするのかと思うぐらいよくフンをする。立ち止まったらそこには必ずといっていいほどフンがある。直径3〜4mmの小さな小さな円形のフンを、5つも6つもまとめてする。ほうきで掃くとコロコロ音がするぐらい乾燥していてその音は可愛いらしいのだが、テラスへ出る扉の前でするのでわたしは何度踏んづけたことか・・・。
オスの「おれのフンやで」どや顔。
このオスっ子、わたしが洗濯ものを干している時に、体当たりしてきたことがある。叱っても体当たりを続ける。場所を移動しても追いかけてきて、今度は足に頭突きしてくる。これがけっこう痛い。しかも睨んだら平然と睨み返してくるので、ちょっとゾッとした(笑)。