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ベルギーでの生活の始まり

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火曜の夜、ベルギーへやって来た。ロンドンから高速国際列車のユーロ・スターで、わずか約2時間で到着する。着いたのはブリュッセル南駅で、駅を出るとブリュッセルにはさすが欧州連合の機関の1つが置かれているだけあって連合国の国旗が風にはためいていた(EUの機関はルクセンブルクとフランス・ストラスブールにもある)。九州の80%ほどの国土しかないが、重要な位置を占める国なのだ。また、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、そしてフランスの要衝にある。

ブリュッセルでの生活は1ヶ月の予定。よって、前もってネットで滞在先を決めておいた。短期でアパートを借りるのは難しいし、探すのが大変なのである。ましてロンドンとは違って1ヶ月だから、不動産屋を通す形では絶対に無理。そこでネットで見つけたアパルトマンを借りた次第である。

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本来はB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)として貸し出されている部屋で、ただし各階の部屋は全て独立しているので感覚的にはアパルトマンを借りるのと同じ。寝室兼リビングはダブルベッドが2つ置かれていてもこの空間があり、別にキッチンとバスルームも独立してあり、面積は約40㎡。

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ここをオーナーの厚意により、ロンドン中心街でのフラット・シェア(共同居住)と同じぐらいの価格(€1000=約132000円)で借りることができた。もちろん長期で暮らすのならブリュッセルではもっと割安でアパルトマンを借りられる。生活費用はこんなふうに短期であればあるほど欧州では割高になるが、それでも短期で貸してくれるところがあってありがたい。また、こういう見つけ方やメールでの交渉など、ネット社会だからこそできること。現代という時代にも感謝せねばなるまい。

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このアパルトマンに着いてさらに気に入ったのは、向かいが風格と歴史を感じさせる建物であったこと。窓からこの建物(最高裁判所)が見えるのだ。それに来るまで知らなかったけど実に便利な場所でもあり、美術館や博物館などほとんど全てのところへ徒歩で行けそうなのである。

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そして、久しぶりの一人暮らし。少なくとも1ヶ月はロンドンのフラットであったようにフラットメートの立てた物音で真夜中に目を覚ますことはなくなるわけで(欧州の歴史的な建物は天井が高いのと扉の錠が大きく頑丈なつくりのため音がかなり響くのだ)、思う存分、熟睡できるなあとそれも少し嬉しかったりした。

だけど夜、ベッドに入ってから数時間、

あまりに静か過ぎてなかなか寝付けなかった。

今度は寂しさに慣れるまで少し時間がかかりそうだ。

・・・わたしって、メンドーなヤツ(笑)。
by yukaashiya | 2013-10-05 06:38 | ベルギー生活編


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