英国人も驚いて歓んだクリエイティヴで英国的なツアー

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最近行ったイヴェントで、おそらく生涯忘れないだろうと思ったほど楽しかったのは「Being HUMAN Festival」の1つで、Being HUMANイヴェントそのものは3年目を迎えた英国全土で展開しているフェスティヴァル。250以上の文化的イヴェントを、71の大学と221の文化的な地域団体などをパートナーシップに持つ調査組織などが協力し合い、開催しているそうだ。今年のテーマは「Hope and Fear (希望と恐怖)」。各地にハブを置き、その中でもロンドン大学が入ったセナーテ・ハウスがその本拠地として開催された。

わたしが参加したのは「A Particular Theatre -Shakespeare, Suffragists and Soldiers」。セナーテ・ハウス近くのブルームスブリーの辺りを散策しながらシェークスピアや婦人参政権論者、兵士たちに関わる場所や建物、あるいは建物のあった場所を巡るツアーである。参考までに書いておくと、英国文化を知るのにブルームスブリーはとても重要なエリアの1つなのである。

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(エミリー・ディヴィソンの葬式が行われたセント・ジョージズ・ブルームスブリー。彼女は婦人参政権を求めた活動家で、その強い意志を表現する1つの手立てとして同年のエプソム・ダービーで走っている競走馬 - しかも王の持ち馬 -に体当たりして亡くなっている)

ウォーキング・ツアーと聞いて参加し、実際その通りだったのだが、一般的なウォーキングツアーと違ったのはガイドがいなくて、道案内と建物などについて書かれた説明文を持って15人程度が1つのグループになってそれぞれ回ること。また、出発する時に、1グループに対して「1本の鍵」「封筒に入った1通の手紙」そして「1つのカメラ」を手渡されたこと。カメラはおそらく、自分たちでちゃんと回れたか撮られた写真で調査するのだと思う。分からなかったのは「鍵」と「手紙」だ。ツアーの巡り方を説明してくれたスタッフはおそらく舞台をやっていた人だろうと思わせるほど発声から表情、身振り手振りが女優然としていてのっけから楽しませてくれた。

道案内に沿って行き、最初の目的地は緑色の小屋。かつての辻馬車のドライバーの休憩小屋(Cabmen's Shelter)で、1914年までにロンドンに60以上の同様の小屋があったといい、現在も13が残っているそうだ。ここにあるのは元々ヘイマーケット劇場の外にあったもので、のちレスター・スクエアへ移動し、1987年には修復され、2012年ロンドン・オリンピックに向けて現在のラッセル・スクエア北西角に移動させたらしい。

こんな風に説明が書かれていて、その後も道案内はつづき、ラッセル・スクエアに入ってしばらく歩いていると、突然1人の男性が目の前に現れ私たちに向けて大きな声で喋りだした。そりゃあもうびっくりしたですよ。だけど、ここはヴージニア・ウルフの小説「Night and Day (夜と昼)」の中の舞台の1つ。それで俳優が現れて、私たちに舞台の一幕を見せてくれたというわけだ。

こんなツアーは初めてで、一緒に回った英国人の人たちも驚いていたから珍しいパターンなのであろうが、さすが「舞台」の国だと思ったものだ。大英博物館の横を走る通りを歩き続けると、そこには「ロミオとジュリエット」(シェイクスピア作)を演じるのにぴったりなバルコニーがあったり、道案内は「本屋○○の中を通って左奥にある出口から出てください」なんて続いたりする。しかもそこには「面白い本や香りの良いコーヒーに気を取られないでね」なんてことも書かれていて笑わせてくれる。それにしても営業中の本屋を団体でツアーのために突き抜けるって、すごいことさせるなあ(笑)。もちろん本屋の了解を取ってあるのだろうが、ツアーはこの日、5つのグループが参加している。それを考えると、本屋もこういう文化的活動に協力しているという結論に至る。英国らしさが、ここに垣間見れる。

そして本屋を抜けて小さなヤードに出ると、最初の写真(↑)の舞台女優が小さなギターを弾きながら歌い出した。

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その後も説明文が「Green man says so」となっていて笑わせてくれたり(ここでは「信号が青に変わったら」という意味)、道案内の1つにあった歴史あるパブの1階(日本でいう2階)では2人の女優が母娘として演技をはじめ、「そうそう、あなたがたの中に、手紙を預かってきた人がいるでしょう」と、私たちに聞く。おお、確かに! 預かっていた人が渡すと、母親役の人が封を開けてその手紙を読み、それは演技の中に組み込まれた1つのシーンとなった。

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他にも様々な建物を説明を読みながら堪能したり、あるいは中に入ってショート・ストーリーをこんな風に楽しませてくれたりして、あっという間に時間は過ぎて行った。この写真は別の本屋の中でのことで、椅子に腰掛け本を読んでいた女性が舞台女優で、「語り」を聞かせてくれた。

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最後は、水兵さんと軍人の登場である。セナーテ・ハウスのところまでもどってくるとすぐそばに「衛生・熱帯医学」ロンドン校がありそこでのことで、ここには元々「シェークスピア・ハット(小屋)」が1916年から23年まであったのだ。その後、ニュージーランド・アンザック軍人のために建てられ、それで水兵さんたちが現れて演技と軍歌を披露してくれたのだった。参加者には一緒に歌った人が結構いて、英国民は軍歌を知っているのだということも知れた。

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ただ、本当の「最後」の訪問場所は、ここからすぐの公園だった。公園にはテントがあってそこへ行けと道案内に書かれているのだ。だが、行くと門が閉まっている。みんなで「あっ」と、1人の女性を見る。そう、鍵を預かった女性である。

鍵を開けてガーデンに入り、テントへ向かうとそこではイヴェント・スタッフが笑顔で出迎えてくれた。そしてみんなに温かい「ラム・ティー」を出してくれた。ラムの入った温かい紅茶で私は初めて飲んだのだが、どうやら英国軍人が寒い日に飲んだのがその始まりらしい。テントの中とはいえ暖房はなく、とても冷え込んでいたこの日、待っていたスタッフはどれほど寒かったろうと思う。だが最後まで随所に英国文化を感じられる演出をしてくれた彼らは私たちの体を気遣ってくれ、そこにもまた英国らしさを感じられた。
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# by yukaashiya | 2016-12-03 08:18 | 英国生活編 | Trackback | Comments(0)

男ってヤツは・・・

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(ロンドン・オックスフォード・ストリートにあるデパートのウインドウのクリスマス・デコレーション)

昨日は太陽が燦々と降り注いで温かかったロンドンだが、今日はすっかり冷え込んだ。明朝にはマイナス3度まで下がるらしい。ロンドンでも風邪は流行していて、わたしの暮らすフラットの地上階に入っている美容院の、いつも親しく話している男性美容師は夕方にたまたま会った時、「具合が悪いから帰るんだ」としんどそうにしていた。しっかしよく分からないのが、欧州人に多い「裸足」。彼も今日はフードを被るほど寒がっていたのに、素足。しかも、7分丈のパンツ。足首が隠れる長いパンツと靴下を履けばいいのにと思うのは、わたしが日本人だからだろうか。それとも、わたしが女だからだろうか。

そういや先日、やはり風邪を引いていた隣人のキースは、近くのスーパーマーケットに行くのに、Tシャツに短パンを履いただけの格好。その姿で、熱と咳がひどいんだと言っていた。男の人には面倒臭がりな人が結構いるから、ベッドから出てきたままの格好で外へも出てきたんだろうと思われる。うーん、男ってヤツは・・・(笑)。

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先日は第一次大戦中の欧州大陸とリンクする共産主義運動を巡るウォーキング・ツアーに参加してきたのだが、屋外のツアーはこの時季はもうやめておこうと思う。上半身はコートなどで何とかなっても、足が寒さで痺れてしまうもの。

屋内のツアーだと、例えば美術館に展示されているものを説明してくれるツアーなどがある。キャプションには書ききれなかったこととか、キャプションに書くようなことではないことを教えてくれたりして非常に面白いケースが多い。先日は「ウォレス・コレクション」のそれに参加してきた。ここへは度々行っているのでこのブログにも何度も書いているが、こういうツアーに参加したのは初めてである。

どんな話が聞けたかというと、例えば地上階の元ビリヤード・ルームには1600年代に作られたキャビネットがあり、そこには日本の風景がラッカーで描かれているのだが、日本のラッカーを輸入して描かれたものらしい。当時の日本製のラッカーは、とても質が高かったんだそうだ。日本人として鼻高々、えっへん(笑)。

ここにはフランスにも家を所有していた第4代ハートフォード侯爵がフランスで収集したフランス製の家具などもたくさん展示されており、マリー・アントワネットに関するものもある。彼女が使っていたポットなどは彼女が捕らえられ幽閉されてからギロチン刑に処されるまでの間に売られたものらしい。

ジョージ4世王は肖像画から推測できるように、とても髪の毛の多い人だったらしい。絵の説明をしてくれたガイド(職員)は説明の後に「それにしても何て多い髪の毛・・・」とつぶやき、みんなで大爆笑。その時、ツアーに参加していた1人が「彼はもっと太っていたはずですよね」とガイドに聞いた。ガイドは「そうなの。実はね、ジョージ4世は(作者の)トマス・ローレンスにすごくたくさんの報酬を払っていたのよ」。ははあ、それで絵の中ではサービスとしてシェイプアップさせたわけだ(笑)。

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昔は犬をペットに持つことがとても「ロイヤリティ」だったんだそうだ。それを知っていれば王族が犬と共に描かれている絵を今後見た時に「納得」できるわけで、こういう知識もツアーでこそ得られる貴重な知識である。それで、とある王の愛人が毛並みのいい立派な犬と一緒に椅子に座っているのが描かれている絵を見ると、その犬が王を表現していることが分かる。

最もびっくりしたのは、ある王の愛人だった女性の肖像画について説明されている時のことだった。その王は記憶では(1週間経つと忘れるなあ・・・笑)ジョージ4世王だったと思うが、彼は彼女を愛したのち、ウォレス・コレクションの元々の所有者で居住者だった第4代ハートフォード侯爵の妻に恋をし、彼女に会うために度々この屋敷を訪れていたらしい。そして何と、自分の元愛人だった女性の肖像画を、ハートフォード侯爵夫人の夫であるハートフォード侯爵にプレゼントしたんだそうだ。だから王の元愛人の肖像画がウォレス・コレクションにあるというわけだ。

オトコってヤツは・・・オトコってヤツは・・・(笑)。
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# by yukaashiya | 2016-11-30 06:24 | 英国生活編 | Trackback | Comments(0)

ロンドンで見た、とある光景

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この秋のロンドンは今までに経験したより最も寒く、だけど過日ドイツやオーストリアを旅してきたフラットメートによるとあちらでは雪が降っていたらしいので、この寒さはロンドンだけではないと知る。ロンドンではまだ雪は降ってないし、日本の鎌倉の大仏が雪をかぶったことが新聞記事に出ていたぐらいだから、世界的に気候がおかしいのだろう。

そんな寒いある夜、隣人キースと彼の友人のイタリア人女性マフィとでパブをハシゴした。英国人はどんだけお酒が好きやねんと度々思うぐらい英国にはパブが多く、それらはまた大抵100年以上を経た深みのある建物に入っており、さまざまな時代背景を飲みながら感じられることが少なくない。

この写真(↑)のパブは我が家の近くにある「The Fitzroy Tavern(ザ・フィッツロイ・タヴァーン)」で、建物そのものはコーヒーハウスとして1883年に建てられたらしい。パブになったのは1887年で、現在のフィッツロイ・タヴァーンになったのは1919年からという。いまでは一般的な人々が賑やかに飲むパブだが、特に1930年代から40年代にかけては芸術家や知識人が多く集い、世界的に有名な作家ジョージ・オーウェルやディラン・トマスらも頻繁に訪れていたらしい。たくさんの部屋があって、好きな部屋の好きなソファで、彼らの写真や詩などを愉しみながら飲める。やはり世界的に著名な女優イングリッド・バーグマンもここへ来たことがあるらしい。とは言っても、値段はとてもリーズナブル。オススメの1件である。

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この日に行ったもう1件は初めて連れて行ってもらったので名前を覚えていないが(笑→「ブルームスブリー・クラブ」と思い出した)、やはり素敵なパブだった。ライヴをしているからか結構いいお値段で、3人で一杯ずつ飲んだだけなのに約50ポンド(約7000円!)。でも内装もライヴもとても良かったし、ここは奢ってもらったので良しとする(笑)。

それよりも「ああいいなあ」と感じたのは、この写真の2人の女性を目撃した時のこと。わたしたちの向かいの席にいた彼女たちは、おそらく70歳に手が届こうかというイギリス人のご婦人たち。時刻は夜の11時頃だったと記憶しているが、おばあちゃまたちもこうして夜中にオシャレをして会話とアルコールを楽しみに来るんだなあ。世界で最も高齢化が進んでいる日本でも、高齢者の人たちが若者に気兼ねなく来れるこういう場ができるといいなあと感じた夜でありました。
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# by yukaashiya | 2016-11-27 04:17 | 英国生活編 | Trackback | Comments(0)

「失敗」

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少し温かさが戻ったかと思ったロンドンは今日はまた夕方から冷え込み、明日は最高でも8度までしか上がらないらしい。今夜の最低気温は2度である。だが、ロンドンは「熱い」。観光客は相変わらず引きも切らずに溢れかえっていて、昨夜からはリージェント・ストリートで30万ものLEDライトを使ったクリスマス・イルミネーションが始まった。1954年から続いているこのイヴェントの今年のテーマは「スピリット・オブ・クリスマス」。17mの長さの羽根を持つ天使たちが長いストリートを華やかに飾り、その点灯式ではやはりバレエやこちらではポップ・コンサートなども賑々しく催された。そのためにこの大通りを夕刻の忙しい時間帯に歩行者天国にしちゃう「勇気」もあっぱれだ(笑)。

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先日のブログを書いて以降は、ブリティッシュ・アカデミーでの「著者に会おう」イヴェント、教会でのチェロとピアノによるリサイタル、そして今朝はよく行っているRSA(ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツ)の座談会に行ってきた。

「著者に会おう」イヴェントはブリティッシュ・アカデミーでの今年の賞の最終候補者による著書の紹介と彼ら自身による簡潔にまとめたあらすじの説明、またトークショーもあった。賞の発表の数日前にこういう機会を設けるって、日本にはない発想じゃないだろうか。それだけに興味深かった。

リサイタルは集客こそよくなかったものの、チェロを演奏したジョセフ・バトラー(Joseph Butler)さんの奏でる音がとても良かった。彼の瞳はまるで人生の何をも信じていないような、あるいは受け入れていないような冷めた表情をしているのに、奏でる音は全ての人を包み込むようなまろやかさと温かさに溢れていて、チェロにはあまり興味を持っていなかったわたしでさえすごく惹きこまれた。きっといずれ大きな舞台に出てくる人だろうと思う。名前を覚えておきたい。

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今日行ったイヴェントは、行ったのはある意味失敗だった。というのも、日本でいうところの宝くじ振興会のような組織が主催した討論会のようなもので、テーマは簡単にいうと文化や伝統、建物、その場所などの全ての歴史的遺産における繋がりが公共の財産としていかに理解され扱われているか、それらを国民や組織が一体となっていかに促進していくか、そのネットワークの構築についてである。歴史的建造物や伝統をいかに大切にしているかが日常から感じられるイギリスでこれはとても興味深いテーマであり、聞くことによって彼らのそういうことに対する姿勢や思考を知ることができるだろうと思って参加し、実際すごく勉強させてもらったが、わたしはあくまでも講演会を聴くような立場だろうと思って参加したのであったが、行ってみると違ったのである。大きなテーブルを30人ぐらいで囲んで、まずは1時間半ほどかけてリサーチャーや研究者らの発表があったものの、残りの30分は参加者が自由に挙手して意見を述べたり質問したりする時間に充てられた。

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そう、「失敗」と書いたのは、わたしがそこにいるのは「場違い」だったからである。イヴェントの説明文をもっとしっかり読んでおけばしなかったであろう失敗で、いたく反省している。意見交換会の後にはビュッフェ形式のランチ・タイムもあり、慌てて出ていくのもなんなので少し頂いてから退出してきた(食べてきたんかい・笑)。めっちゃ美味しいビュッフェでもっと食べたかったけど、がまんして出てきた(笑)。

参加者は全て職業も含めてリストになっていて、誰が見てもわたしの職業だけここには全く関係のないもの。でも誰もわたしを「そんな視線」では見ないし、部屋を出てくる時には参考資料をわざわざ手渡しに来てくれたスタッフもいた。こういう品の良さや万人を受け容れる優しさは、やっぱりイギリスならではである。

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それでもわたしの個人的な失敗は、わたし自身が今後気をつければいい話で、安倍首相の「失敗」はそうはいかないだろう。

決められた「2期まで」で退陣するオバマ大統領とは対照的に、自分が自民党総裁を3期続けられるよう規則を変えた安倍首相は国内では支持率を過半数以上維持しているらしいが、諸外国は彼を評価しているか。そうでないことは、外国に住んで報道を読んでいる人なら知っているだろう。その当人はTPPを強行採決させ、TPPに批判的かつ大統領になったことで国民に大規模なデモを起こされ、おそらく全世界が彼が選ばれてびっくりしている中で日本の首相は揉み手をするように早々に祝いの電話をかけて会談を取り付け、世界で最も先にトランプ氏と会談し、それは選ばれたとはいえ実際にはまだ大統領になっていない人との会談で、しかもその会談内容は「大統領になる前の非公式なものだから内容の公表は差し控える」だって。それらが全て、他の国にああそうですかと受け入れられることだと思っているのだろうか。やってることも言ってることも、まるで子供じゃないか。ただでさえ諸外国には評価されていない日本の首相が今回した「軽はずみ」な言動はおそらくさらなる減点となり、彼は成熟した他国の首脳からは距離を置かれることになるかもしれない。
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# by yukaashiya | 2016-11-19 07:46 | 英国生活編 | Trackback | Comments(0)

ラグジュアリーなクリスマス気分

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ロンドンのクリスマス商戦は10月からスタートしているが、街中の夜のイルミネーションは先日始まったばかり。オックスフォードストリートにはじまり、今夜はコヴェントガーデンで巨大なツリーへの点灯イヴェントがあった。コヴェントガーデンといえば近くに劇場も多く、それだけに大道芸人もよく集まるところ。先日封切られた映画「A Street Cat Named Bob」の舞台でもある。この写真はそのコヴェントガーデンにあるマーケットの飾りで、見ているだけで心がウキウキしてくるぐらいとても華やかだ。

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雨が降りそうだったのでちょっと躊躇したが、今日はコートが要らないぐらい温かかったし、同ガーデンのサイトを見るとロイヤル・オペラハウスからコーラスとバレエ・ダンサーが来ると書いてある。英国らしいクリスマス・イヴェントが楽しめそうだったので行って来た。

実際、コヴェントガーデンのピアッツァには舞台が組まれていて、なんとロイヤル・オペラのコーラス、ロイヤル・バレエ・スクールの学生たちによるバレエ、そしてロイヤル・オペラのバレエを楽しめたから驚いた。屋外でこういうものが、しかも無料で見られるなんて、すごく贅沢な事である。ことあるごとに歴史と伝統がありかつ一流のパフォーマンスが堪能できるロンドンならではの光景だった。

そしてパフォーマンスが終わると司会者によるカウントダウンで、クリスマス・ツリーに点灯! 明日はマドンナなどセレブリティが邸宅を持つマリルボン地区、明後日はわたしの暮らすフィッツロヴィア地区とリージェント・ストリートの空に浮かぶ天使たちに一斉に点灯などなど、あちこちでクリスマス・イルミネーションが点灯されていく。クリスマスまで1ヶ月以上あるが各教会でのクリスマス・キャロルなども含め、日毎に盛り上がって行きそうだ。

ちょっと早いけど、Merry Christmas!!


*近々ロンドンへ来る方のために、クリスマス・ライト・インフォメーションを。
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# by yukaashiya | 2016-11-16 07:37 | 英国生活編 | Trackback | Comments(0)